見出し画像

なぜ(ほぼ)毎日67日、計10万字書いてみたのか?&ネタの見つけ方・深め方。

先日、ほぼ毎日noteかブログを書いて目標にしていた67本目に達した。なぜそれをやったのか、どうやっていたのか、について記録がてら書いてみる。

本一冊分の文字を書いてみたかった

ことの発端は、年末年始に意図せずnoteか日経クロスウーマンブログを7日連続書いていたことに気づき、せっかくだから続けてみようと思ったからだった。
ちょうどその頃、文章をうまく書くには?的なブログを読んで、「量はもうみんな十分書いてきたと思うので量はいらない」ということが書いてあった。しかし、なんの自慢にもならない(かつマイナスでしか無い暴露だ)が、私は子供の頃から宿題を全くやらない不届き者だった。受験の小論文や大学の卒業論文もスルーという人生を送ってきた。なので、人より圧倒的に量を書く経験をしていない!と気づいた。(日記や妄想の文章は書いていたが、人に見せるようなものでは無かったし。)なので、あれ?そもそも人より前提となるものが低いな・・・と。では、本一冊分書いてみたらどうかな?と思った。本を出している人が、どのぐらいの量書いているのかなーというのにも興味があり、量だけでも体験してみたいと思った。実際本を書くこととは質も量も全然違うと思うけど、1ミリでも理解できればいいな、という思いで「本一冊」を目標に設定してみた。そして、本一冊分の文字数を調べたら10万字と出てきたので、10万字書いてみることにした。

私の1記事の平均文字数は約1,500字だ。10万字に到達するには67本書く必要がある。
そして、毎日書く人は次の日も書く確率が高い、ということで、継続に自信がない私は週◯本、とかより「毎日」とした方が続けやすいだろう、ということで "ほぼ"毎日書くことに決めた。ほぼ、としたのは、一日落としてしまったとしてもまた始めれば良い、ということにしておかないと、一日やらなかったらずっと遠ざかってしまうと思ったからだ。

数えてみると、順調に一日一本書くと3月5日に67本目に到達することが分かったので、カレンダーに入れてこの日までやってみよーとなった。

「これについてもっと考えてみたい」と思ったことをメモ

内容は、たまにイベントレポート的なものや、ライトなブログのような日もあったが、基本は自分なりのテーマと落とし所がある文章を書こうと思っていた。「よくネタがあるね」と言われることも多いが、ネタについては特に困ることは無かった。毎日書くようになる前から、以下のようなことがあった時に、とっさにメモをとるようにしていたからだ。

メモをとる時のパターン
①「そういうことだったのか!」と何かを捉えられたと感じた時
②友人との会話、質問から自分なりの解がある時
③何かを感じたのにそれをなぜ感じたか、何を感じたのか明確に分からず、もっと考えてみたいと思った時

恥ずかしいのだが、今更恥ずかしいも無いか・・・と思い、メモも公開してみる。

画像1

↑iPhoneのメモはこんな感じ。フォルダはブログネタ、となっているが、開いてもなんのことかよく分からないこともある(苦笑)

スクリーンショット 2020-03-15 20.23.08

↑noteの下書きにも、タイトルだけ、とか一言だけ、とかの下書きが沢山溜まっている。気になるのありますか?笑

で、よし書くぞ、と思ったら、何を書こうかなーとメモや下書きを眺めて、今日はこれを考えてみよう、と思うものを開いて筆を進めてみる。
メモをとる時のパターンが①か②のときは、自分の中でのオチが決まっているので、一気にザザザっと書けることも多い。その日に感じたことを書く時も速く書ける。
だが、自分の中で考えがまとまらない、言いたいことが無いとき(③の時はよくそうなる)は、途中まで書いてやめる。日常生活を送りながら、脳内でまた勝手に考えさせるイメージだ。書いていて「あれ?別のテーマと混同してるな」と思った時は、また新たな下書きにそのテーマを保存しておく。

実は、あと公開ボタンを押すだけというところまで書いたけど、自分の中で「うーむ」と思うものは公開せず、下書きのままにしている。公開しているものはすごく納得いっている、という訳では無いのだけど、なんだか当たり障りなく自分の考えじゃ無いものを書いている気がしたり、本当はあまり興味が無いと気づいてしまったりしたときには公開ボタンを押していない。
公開ボタンを押す瞬間に、自分に嘘は無いか?と自分に問うているのかもしれない。

量を書いてみたので、今後は伝えることを勉強したい

そんな感じで、この67日(何も上げなかった日もあったので実際は69日かかった)は、なんのテクニックも学ばずにとにかく量を書いて、自分に対して「今何を感じている?どう考えてる?」と問いかけ続ける期間にした。
読んで声をかけてくださる方がいたのはとても嬉しかったけど、「今は伝えようとまで欲を出さずに、とにかく量を書くのじゃー」と思って書いていた。そうしてやっと、自分の興味のあることや、他の人が興味があること、他人が反応してくれやすいこと、他人が反応しにくいけど興味はあること(個別にメッセージがくる)、自分の思考の癖や書き方の癖がなんとなーく分かってきた。なので、今後は少しずつ伝え方を勉強していきたいなーと思っているところだ。

また、毎日書いて世に放つことは、何も著名人に限らず、一般人もやったほうが良いなーと思ったので、毎日書いてみて良かったことについては、また今度書いてみたいと思う。

(おしまい)

◆キャンプしながらLIFEを考える「The Life School」

◆日経クロスウーマンでもブログを書いています



この記事が参加している募集

noteのつづけ方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?