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あけましておめでとうございます。旧年の振り返りと新年の抱負みたいなもの

あけましておめでとうございます。例年は静岡県の実家に帰省して年越しをしていましたが、今回は共通テスト目前の受験生がいるので愛知県の自宅でのんびりとすごしています。

昨日の大晦日は一年最後の贅沢ということで、名古屋の有名なうなぎ屋さん「しば福や」さんへ行ってうな丼を食べてきました。最高においしかった!

かなり久しぶりにnoteの管理画面を開いて、前回の投稿日を見てみたら2020年の8月末…。1年4か月間なにも書いていなかったようです 笑。

ということで、2020年の振り返りを少し書いてみます。思うままつらつらと書くので話があっちこっちに行きそうですが良ければお付き合いください。

前回の記事には2020年8月から週4で業務委託の仕事を始めた経緯と気持ちを綴っていましたが、その仕事は2021年10月末をもって契約を終了しました。企業の中にどっぷり入らせてもらってチームで仕事をする経験は初めてだったのですが、本当にいろいろな経験をさせてもらって感謝しています。

フルリモートでほぼ自宅で仕事をさせてもらったものの、1日8時間×週4回の仕事は私の生活の大部分を占めていました。個人の仕事のための時間捻出に苦労もしたけれど、自分にはない能力をもっている人たちといっしょに仕事ができて、たくさん目から鱗が落ちる思いもできて、得難い経験でした。(30歳前後の若い人が多い会社だったこともあり、余計に。)

私は40代で、かれこれ18年くらい一人で仕事をしているので、ともすると古い価値観に囚われてしまいがちです。特にITの世界はものすごい速さで物事が変化していくので、自分自身のアップデートは必須。人と話すこと、人の仕事を間近で見ること、フィードバックをもらうこと、得意(価値)を提供しあうこと、大局を見失わないこと……。

一人ではできなかったことが、あの場所でたくさんできました。私に声をかけてくれたHさん、当時のチームリーダーだったMさんをはじめ、受け入れてくださったみなさんに感謝しています。

いろいろな仕事をさせてもらったけれど、ライターとして(SEO記事ではなく、私自身が書きたいものを熱量をもって書かせてもらえたという意味で)印象に残っているのはこちらの2つの記事です。

↑こちらは自分自身のことを書いたエッセイのようなもの。

↑こちらはフレンチアンティークバイヤーのtamamiさんにインタビューをさせてもらって書いたもの。

ライターの仕事は幅広く、「書けるもの」と「書きたいもの」が一致しないことも多いですが(それはアーティストとデザイナーの違いと同じく、自分自身で納得していることなので問題ないのですが)、上の記事は書いていて本当に楽しくて、自分で言うのもあれですが「これは私にしか書けないものだ」と思えました。(アサインしてくれたKさんの洞察力…!)

ちょっと話がそれちゃいましたね。ともあれ、2020年は年始から10月末まではその企業での仕事が中心でしたが、契約終了となり、直後は戸惑いやさみしさがあったものの、ありがたいことにそのあとにいくつかお仕事のご縁をいただいて今に至ります。

単発の仕事もありますが、今月からある会社の新規事業を手伝わせてもらうことになっており、それがすごく楽しみです。私自身はゼロから何かを生み出す力より、誰かの「こういうことがしたい!」をすぐ近くで支えるポジションのほうが力を発揮できるのかな、と思っています。

自分のために頑張るのは得意ではないけれど、「この人(たち)のため」となると手を抜けなくなるし、期待以上のものを返すぞ!と思ってしまう性分なのです。(これは自己肯定感や承認欲求と絡み合っていると自己分析していますが、長くなるのでそれはまたいつか。)

11月頃にある人と話していて、「仕事にせよ人間関係にせよ、自分を選んでくれたのならば、その気持ちに応えたい(報いたい)」と思う傾向について話したことがあります。多かれ少なかれ誰でもそうなのかもしれませんが、私はその傾向が特に強い気がします。

と同時に、「自分にも選ぶ権利はある」「何でも(誰でも)いいわけじゃない」というのも事実なので、最近はそのあたりのことをよく考えています。

気持ちや時間を注ぐ対象(仕事であれ人であれ)はきちんと選ぶべき、と書くと、「何を今さら当たり前のことを」と思わないでもないですが、「必要とされること」は、私にとって喜びにもなり呪いにもなるものなので……。

全然まとまりませんが、今年は「いい人でいようとしない」「全員の期待に応えようとしない」「がっかりされることを恐れない」私になりたいです。

「仕事にせよ人間関係にせよ、自分を選んでくれたのならば、その気持ちに応えたい(報いたい)」本音は、そのままでいい。でも、必要とされることを欲しすぎない、必要とされないことを怖がらないようになります。

(「必要とされないことを怖がる」って今までの私を表すのにすごく的確な表現だな…)

何かが終わるのはさみしいけれど、そこで終わる縁もあれば、かたちを変えてつながっていく縁もある。全部をつなぎとめよう、掬い取ろうとしなくていい。私を選んでくれる相手、かつ私も選びたい相手を大事にします。
(仕事も、プライベートも。)

会いたい人には会いに行きたい、いっしょに仕事をしたい人にはいっしょに仕事をしたいと伝えるので、その際はよろしくお願いします。

本年が良い年となりますように。

2022年元日 ayan

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