見出し画像

8月から生活リズムががらりと変わった

振り返ってみると、4月頃~7月頃まで、すごく覇気のない状態でした。

私はフリーランスで自分のサイト運営をしつつ、旅ライター&旅ブロガーをしているのですが、コロナのことで、旅系の仕事はびっくりするほどなくなってしまいました。

現実的に旅行に行けないというのもあるし、旅行業界自体がそれまでのように外部メディアやライターに予算を割けないという事情もあるのでしょう。

「じゃあ、自分自身のサイトに注力すればいいいじゃない」というのはごもっともな意見なのですが、こちらも「ひとりで新たに何かを生み出すぞ」という心境にはなれませんでした。

情熱を注ぐ対象が見つからない、何をしたらいいのかわからない、そのくせ何もがんばっていないことに罪悪感がある・・・・・・そんな感じ。

4月~7月のことを振り返ってみると(家事はしていたし、仕事も少しはしていたし、近場でおでかけもしていたけれど)、なんだかぼんやりとしていて、思い出せることが多くありません。

画像1

そんな私ですが、実は8月から業務委託契約で新しい仕事を始め、なかなか忙しく過ごしています。身分としてはフリーランスのままですが、週4日ほど、とある会社にどっぷり関わって仕事をさせてもらっている状態です。

その会社はコロナを機にほぼフルリモート体制になっていたため、私も自宅でリモートワークをしています。

今までも(取材以外は)自宅でPCに向かう仕事だったので、そこだけ見ると生活スタイルはあまり変わっていません。でも、会社の中に入ってほかの社員さんと(SlackやDiscordで)連携しながら仕事を進めていくスタイルは、17年近くひとりでやってきた私には新鮮でした。

(ライターの仕事もクライアントや編集さんと連携しながら仕事をしますが、成果物を期限までに納品するorブログに掲載する形がほとんどなので、つくる過程はだいたい一人なのです。)

業務委託契約のきっかけは、6月半ばにしたこのツイート。

このときは何となく「どこかの媒体で継続的に書いて原稿料をいただくライター」を想定していたのですが、このツイートを見た知人が、「もしよかったら、私が働いているところで仕事をしてみませんか。ayanさんに興味があれば、上司におつなぎします。」と声をかけてくれたのです。

そこから話が進み、数回のオンラインミーティングを経て、8月からの契約が決まった次第。業務内容はここでは詳しく書きませんが、ライティングスキルやこれまでのサイト運営の経験を活かせる仕事で、やりがいを感じています。

また、いろいろな得意分野を持っている社員の皆さんといっしょに仕事をさせてもらうことで、「この人のここがすごい!」をたくさん発見できるのもワクワク。私は今まで一人で小さな世界にいたんだなあ、と実感します。

待遇面も良く、つないでくれた知人には感謝の気持ちでいっぱい。私にどんなことができるのか(能力・強み)を知ってくれていて、その部分を上司に伝えてくれたからこそ生まれたご縁だと思っているので。

画像2

もちろん、平日の週4日をそのリモートワークにあてているので、自分自身のためにまるっと使える時間は大きく減りました。

これからも自分のサイト運営、そして旅ブロガー&旅ライターは続けていきますが、時間は有限なので、「自分は本当にやりたいことは何か」を今まで以上に意識していく必要がありそうです。

でも、それって、人生の折り返し地点にいる今の私に必要なことだったのかもしれないな~と思います。のんべんだらりと興味の薄いことに使っている時間はないんだよ、と言われた気分。

(週4の業務委託契約を始めて、フルタイムで正社員をしつつサイト運営をしている友人知人のすごさを改めて認識しました。正社員しつつ、家事育児もして、自分のサイトも作って、勉強もしている友人のことは、今まで以上に尊敬のまなざしで見ています。)

画像4

”旅”と”旅の仕事”は私の人生で重要なものなので、働く日と時間を調節できる業務委託契約は私にぴったりでした。あ、契約前に旅の仕事を大事に思っていること、コロナが落ち着いて海外取材旅行に行けるようになったら行くつもりであることも伝えています。

(なので、旅や取材に関する仕事があったらぜひお声掛けください!)

4月~7月のもやの中を歩いているような気分は夢だったのかなと思えるほど急に忙しくなりましたが、メリハリをつけて、楽しく、自分の人生を舵取りして行こうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?