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アソビューに在籍しながらランサーズに出向した新卒2年目。(出向するまで編)

はじめまして、アソビュー株式会社に新卒で2019年に入社した、南部彩乃です。今回、コロナの影響でレジャーや観光業界が大打撃を受けている中、「在籍出向」という形で、2年目にしてランサーズ株式会社という新しい会社で働いています。海外でも例のない新しい形で出向して働く私の、心の変化や実際働いてみてのことなどをnoteに発信していきたいと思います。第一回目なので、出向のお話をもらってから前向きに捉えられるようになるまでについて書きます。

1.「災害時雇用維持シェアリングネットワーク」とは?

私が新卒で去年入社したアソビューの代表である山野さんが、今回のコロナの影響による雇用維持のための施策として提言したのが「災害時雇用維持シェアリングネットワーク」

①元の会社に「在籍」したまま、最大1年間 別の企業に「出向」する / ②給与は全額を出向企業が負担 / ③出向には簡易レジュメを使用、面談は一度程度 / ④出向期間満了後に、双方の合意があれば転籍可能

このような形で、人材を企業がシェアし、災害時の雇用を守ります。在籍出向とは、出向元の企業の従業員として籍を残したまま、他の出向先企業で働く形態です。(詳しくは山野さんのnoteをご覧ください)災害時には、同じIT業界の中にも、打撃を受ける企業もあれば、追い風になる企業も存在します。元の仕事で身に着けたスキルを活かせる形で、追い風になっている企業へ出向して、一定期間働く仕組みです。

2.出向が決まって

実は私、熱烈な共感と運命を感じて、かなり熱い感じでアソビューに入社しました(笑)元々大学時代は、大学に通いながらアナウンススクールに通い、メディアの世界に入ることも考えていましたが、大学3年の夏に偶然Twitterで見かけた1Dayインターンに参加し、アソビューに出会いました。

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“誰かの毎日や人生にプラスをつくる”という自分の人生のミッションと“ワクワクをすべての人に”というアソビューのミッションへの強い共感、その場で立ち上がりそうなほど運命を感じてゾッコンでした。これからの可能性と、全ての人への“Win”しか感じなかったし、自分も大好きな遊びや体験の力で誰かの心や人生を豊かにするという事業に、サービスに、ミッションに、社風に、人に... 全てに惚れ込んで、半年間アソビューに通い詰めて、自分のこれまでの人生とアソビューに運命を感じた理由を8000字ほどのWordに書いて社長に送り付けて、最後のチャンスと言われた最終面接では紙芝居をして、内定をいただきました。その後も、地元の福井に帰ってこいと言い続けていた両親を説得して、晴れて2019年の4月にアソビューに入社しました。

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アソビューでは、体験アクティビティ業者の新規開拓営業や体験プラン造成、レジャー施設や温浴施設の電子チケット販売のサポート、海外からの旅行者向けアクティビティの開拓営業などを担当し、日本中の楽しい遊びを日本中の人に届ける仕事をしていました。1年目の冬には、アソビューが日本で初めて「Googleで予約」と連携をした際、そのプロジェクトにも参加させてもらい、社長賞もいただきました。1年目ながら様々なことに挑戦させてもらい、少しずつですが手ごたえも感じていました。どんどん挑戦して、吸収して、成長していけている実感もあったし、久しぶりに会った友人には必ず「彩乃ちゃん本当に楽しそうに働いてるよね。まさに天職って感じだよね!」と言われ、アソビューを選んで本当に正解だったと心の底から思いながら、楽しく働いていました。

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Googleのプロジェクトでの動きを買っていただけて外国人旅行客向けの部署に異動し、インバウンドも軌道に乗ってきたと感じていた矢先のコロナ。外国から日本に入れなくなり、外国人旅行者は激減。国内も、アソビューは体験事業者様やレジャー施設様あっての事業なので、計画に対しての流通総額は5%程度(-95%)まで落ち込みました。

出向についての話をいただいたときは、正直戸惑いしかありませんでした。今回の出向に対するアソビューの思いも、構想も、このシェアリングネットワークや在籍出向の仕組みも、出向先の企業についても、何ひとつしっかりと理解できていなかったから。1年もアソビューを離れるなんてすぐには頭が追い付かなかったし、「なんであんなにアソビュー大好き!で入社した私なの?」「アソビューは自分に対してどんな成長を期待して送り出すの?」 「出向先の会社って本当に私に向いてるの?」などなど... 疑問と不安でいっぱいで、すぐに前向きに返事をすることができませんでした。

3.出向を前向きに捉えるまで

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山野さんは、分からないことだらけで戸惑う私に対して、根気強く向き合ってくださいました。「なぜこのような形で出向させるのか」「アソビューは私たちの出向期間や出向期間満了後、この先どうしていきたいのか」「出向させる社員たちにどんなことを期待しているのか」「なぜ私なのか」「なぜランサーズなのか」...  一つずつ向き合って、話してくださいました。そして、災害時雇用維持シェアリングネットワークについてのnoteが山野さんより発表され、仕組みもしっかりと理解できると、とてもありがたい機会をいただいているのではないかと思えるようになりました。きっかけはこのような災害だけど、ある種の留学のようなこの形に、山野さんが純粋に大きな期待を抱いていることや、ここでさせてもらえる経験や成長はとても貴重なものだということ、しっかりと個人を見てランサーズに送り出してもらえたこと... これらを理解できたとき、私はとても前向きに今回の出向を捉えられるようになっていました。

もう一つ、出向先であるランサーズと面談をしたときのこと。事業内容についての説明を聞いている中で、掲げているミッションは「領域は違うけどほとんど同じだ」と感じました。最も共感を感じていた、アソビューの「ワクワクをすべての人に」というミッション。アソビューは、テクノロジーの力を使って遊びの力で人の心を豊かにしようとしているのに対し、ランサーズは、テクノロジーを使って自分らしく自由に働くことで人の心を豊かにしようとしている。根底は変わらないと気づけたとき、「きっとこの会社でも楽しく自分らしく働ける!」と確信しました。この道に導いてもらえたことを心の底からありがたく感じ、この道を自分の手で絶対に正解にしようと決めました。

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期待を膨らませ、ランサーズに出向した日。次のnoteでは、実際に出向して働いてみてのことを書きたいと思います。




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