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なんかスキ

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よくわからないけど、スキだと直観的に感じた記事を集めてみた。  何がスキなのかは、集めているうちに気が付くかもしれない大笑。
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2023年3月の記事一覧

アナログ派の愉しみ/音楽◎マイケル・ジャクソン歌唱『ライヴ・イン・ブカレスト』

重力とのせめぎあいが 厳粛な儀式を成り立たせる マイケル・ジャクソンは、日本式に言えばわたしと同じ学年だ(つけ加えると、森昌子・桜田淳子・山口百恵の「花のトリオ」とも)。中学の英語の授業中にいまアメリカで流行っている曲として『ベン』が流されたのが、最初の出会いだった。以後、スーパースターへの階段を駆け上がっていく姿を遠目に眺めていたが、たび重なる整形手術で顔が白くなり、鼻がとがり、背中から羽根を生やす天使となるにつれて呆れはて、やがてスキャンダラスな裁判が繰り広げられるにお

芸術とは何か?:三平汁と海の色

流氷で有名な紋別は、もちろんわたしにとっても「流氷の街」です。そこにはかつて北大の流氷研究施設があり、いまでも毎年、流氷の国際シンポジウムが開かれています。 でも、「流氷を見たい」という人に紋別行きをすすめるのは少し躊躇します。流氷を見るなら網走か知床のウトロに行く方が確実だからです。紋別は素敵な街ですが「お前のせいで流氷が見られなかった」と言われるのは本意ではありません。 では「紋別にしかない魅力」があるとすればそれは何でしょう。わたしの答えは決まっています。「酒場」で

怪しげなホストのスカウトについていったらペンネームができた話 #1

「お兄さん、めっちゃかっこいいですね」 紀伊国屋を冷やかしに行くため新宿駅東口を歩いていると、地上に出てすぐのところで、見知らぬ男性に声をかけられた。 ――なんだ? 俺に言っているのか? だとしたら馬鹿にしているのか? 自慢ではないが、これまでの人生で「かっこいい」だなんて言われたことは一度もない。 いや、地元のお弁当屋さんのおばちゃんには何度か言われたことがあったかもしれないが、こちとら自他ともに認めるモブキャラである。 聞きなれない言葉に、思わず立ち止まると、ロッ

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【制作日誌】マンガが描けそうと思ったときの話

こんにちは、安良です。 今日は、去年から進めているマンガの制作日誌を記そうと思います。 私はイラストや落書きを趣味で描いてきたので、マンガは初心者です。 だから今回は技術的な話ではなくて、まずは初歩的な「きっかけ」から始めます。素人の備忘録ですから、ご笑覧いただければ幸いです。 それでは、さっそくスタート! 💭💭💭 ✨マンガが描けそうだなと思ったきっかけ去年からお絵描きサイトで、あれこれとオリジナル・キャラクターを描いてきました。いろんなタイプを自由に描くのは面白かった