見出し画像

生れつき「子宮」と「膣」が無いってどういう事?

「ロキタンスキー症候群」とは、簡単に言ってしまうと、胎児の時に膣と子宮が形成されず、そのまま生れてきてしまうって事なんです。未だ、原因は分かっていません。正確にお伝えしたいので、私が書くより下記にリンクを貼っておきますのでそちらを見て頂けると嬉しいです。

上記に書いてあるように、卵巣はあるので女性ホルモンの分泌や排卵はあります。卵巣、卵管は正常な事が多いため、第二次性徴に問題はないので見た目には分からない病気です。

排卵があるなら生理は来るんじゃないの?と、男性は思う方もいるかと思うのですが、その卵を受け止める子宮がない、もしくは発育不足で機能していないなどで、生理は起こらず、卵はそのまま体内に吸収されてしまうそうです。下記の図を見て貰うと分かりやすいかと思います。

画像1

この病気は、私みたいに子宮が無く、膣も2,3センチ程度ある方もいれば、子宮はあるけど、膣が塞がっている、もしくは子宮は無いけど、膣はある方など本当に様々です。

まれに、腎欠損、馬蹄腎、椎体異常、多指症、直腸肛門奇形などを合併する事もあり得るらしく、その場合は新生児〜乳幼児期に合併奇形の精査の過程で発見される場合もあるらしいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?