私の懺悔

こんにちは
今日もお立ち寄りいただきありがとうございます

noteはなるべく夜に更新しようと思っていたのですが
どうやら
夜は逃してしまうことがあるので
書いたら送ることにしてみようと思います

今日も言葉について考えてみます

言葉にはすごく力があると思うのです
時に凶器になるくらい

だけど、難しいです
自分では色んな思いがあって発した一言
あるいは反対に
何気なしに発した一言が

そんなつもりはさらさらないのに
むしろ 元気づけたり 会話が弾むようにと思っているのに
相手を傷つけることがある

誤解を受けずに 真意を伝えるのは
とても難しい

そして誰でも
人は 知らないうちに 誰かを傷つけている

この記事もきっと誰かを傷つける
そして誰かに誤解される
それでも 書いてみる

以前、「かわいそう」と言われることが
すごく嫌だった時期がある

今でもそう

かわいそうかどうかは自分で決めるもので
勝手に人をかわいそうと思うな
失礼だ!

ってすごく怒っていたし
それをいう人に対しても怒っていた

それはきっと その状況だったから

「かわいそう」だからそれを何とかしてあげたいと言いながら
むしろとっても迷惑な行動をされ続けていたので

あなたの言動の方がよっぽど私たちを苦しめている!
「かわいそう」かどうかは自分で決めます
あなたの中でかわいそうでも
私は全く自分をかわいそうと思いません
むしろ幸せです
あなたがそれを辞めれば、もっと幸せです!!!

と 何度訴えたことか


そのときの彼女の「かわいそう」な言い分は
自分はローンなんて組んだこともないのに
住宅ローンを抱えているのが「かわいそう」というもの

いや、世間一般では普通のことですよ
住宅ローンがあっても
家族そろって楽しく暮らしていたら
幸せだし
むしろその平和な時間を乱しているのがあなたです

と思った
そしてそう訴えた


同じころに
食に気をつけて育児をしていたので
食事制限を受けていて子どもが「かわいそう」
と言われることもあった

そのことも
「かわいそう」って勝手に決めるな
と思っていた原因の一つ

何をもってかわいそうとするかは
それぞれの価値観によって異なる

どんな時も幸せを見出して
楽しく暮らしている人に
「かわいそう」なんて言葉をかけるのは
めちゃくちゃ失礼だし 不愉快だ

と思っていた

けれど私も
「かわいそう」という言葉を使ってしまう

怪我をして運動会に出られないなんてかわいそうに
それは残念だったわね  と

でも、当人は本当は
運動会出なくて済んでラッキー☆
とか
運動会は出られなかったけど
代わりに御馳走が食べられた♪
とか
全く自分をかわいそうだと思っていないかもしれない

コーラを飲めなくてかわいそう なのか
哺乳瓶でコーラを飲まされるなんてかわいそう なのか

アイスやお菓子を食べられないなんてかわいそう なのか
丈夫な身体をみすみす逃してかわいそう なのか

何を基準に「かわいそう」というのか


結局、みんな自分基準だし
自分の世界で生きている

誰かにそんな風に言われたくない
声を掛けられたくない

そう思った後には
自分でも同じ言葉を掛けてしまっている

でもそれは
そのとき自分の中で その言葉を掛けたい気持ちになっていたから

そのことを
言葉を発したことを 懺悔します

でも きっと私はこれからも 言葉を発し続けます
生きているから

例え誰かを傷つけてしまっても


そう、こうして「言葉を発し続けます」
なんて言ったら
「言葉が話せない人に失礼だ!」
と言われるかもしれない

でもその人は違う形で言葉を表現しているかもしれない


昔、悲しいことが起きたときは
悲しい顔をしていなくちゃいけないと思っていた時期があった
笑ってはいけないのだと

でもそれは違うと気付いた
誰かの苦しみ、悲しみや
過去の苦しみ、悲しみにとらわれていなくていいんだと
知った

悲しくたって辛くったって
今、目の前に楽しいこと面白いことがあれば
笑っていいし、喜んでいい
「今」の自分を生きればいいんだ

自分の世界に、自分の気持ちに素直に生きていい
と 気付いた


大好きだった祖父のお葬式に集まった人たちが
馬鹿笑いして宴会の様になっているのが
許せなかった

それで、悲しいときは悲しい顔をしなくちゃいけない
と思いこんだのだと思う

でも、故人を偲んで 思い出話に盛り上がったり
天に召されたことを現世からの卒業としてお祝いしたり
そういう弔い方があることを知った

「生まれ変わるとかなくて
 自分が亡くなったら世界が終わるから
 誰も悲しまないと思っている」

という人がいる

面白い考えだな
と思った


人々は影響しあい 時に傷つけ傷つき 支えあいながら
でも
自分の世界を生きている

与えられた命を全うし
その時が来る最後の最後まで


今日も長い長い散文に
最後までお付き合いいただきありがとうございました

あなたにとって素敵な一日でありますように






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