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かけがえのない時間を保存しておくことはできないから



かけがえのない時間ってありますよね。

たとえば、大切な人たちと過ごす時間とか。


記憶が薄れていくことは分かっているので、どうにか覚えていこうとします。

もしくは、別れがやってきたときに初めて、その時間が大事だったことに気づくこともあります。


こうやって今何気なく過ごしている日常も、未来の自分にとってはかけがえのない時間かもしれません。


そんなときに欲しくなるのが「空間を保存する技術」です。


たとえば、この瞬間の空気感や、自分が感じたことをそのまま保存しておくことができればいいと思いませんか?

いつかそれを思い出したくなったときに、その保存していた空間の中に入れば一瞬でそのときの思いや感情をよみがえらせることができる技術。

そんな技術を欲しいと思ったことが、今まで何度もあります。

このnoteを書いたときも、同じような気持ちでした。



昔の人には想像もしなかった電話やパソコン、車や飛行機が現代では当たり前のように存在しているように、

まだ見ぬ未来には、写真やビデオもしくはVRの発展版として、空間を保存する技術が開発されているのでしょうか。


でも、残念ながら今の時代にはそんな技術ありません。

現代でそんな研究がされているかも分かりませんし、私が生きているうちに開発される保証もありません。


だから、

車が存在していなかった時代、自分の足で歩いていたように。

電話が存在していなかった時代、手紙でやり取りしていたように。


そのときに自分が持っているものでやっていくしかないのです。



今の私にできることは何があるでしょうか。


文章を書いています。
写真を撮っています。


感じたことや思いを文字に書くことはできます。
素敵だと思ったものをカメラで撮っておくことができます。


そして、それを読み返したり見返したりすることもできます。

もしくは、noteに投稿して自分以外の誰かにも見てもらうことができます。


これが、今自分にできる精一杯のことです。



今過ごしている何気ない日常。

それが、未来の自分にとってはかけがえのない時間になる予感がしています。


だからこそ、今の自分ができる精一杯の方法でこの時間に感じた思いや目に映ったものをここに残しておきたいのです。


いつかこれを目にするであろう未来の私に向けて。


もちろん、自分のためだけではなくて。

楽しいことや素敵な風景があったら、このnoteという場所で皆さんにも共有していきたいです。

そして、皆さんのかけがえのない時間にも文字を通して遊びにいかせてくださいね。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




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