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だから私は書き続ける



ふと、思った。

私はなぜ文章を書いているのだろう、と。


以前、noteをはじめる「きっかけ」について書いたことがある。

これを読み返しているうちに、感情がよみがえってきた。


そう。

noteをはじめるきっかけになった思考ノートに書いていた

表現者になりたい

という言葉。

この言葉に込められた思いが、私が文章を書いている理由につながっている。


なぜ「表現者」なのか?

小さい頃から、本を読むことが好きだった。
音楽を聞いたり、歌を歌ったりすることが好きだった。
途中で止めてしまったが、絵を描くことも好きだった。

でも、すべてが人並みで、何かが秀でていることもなく、学んだこともなかった。


大人になっていくにつれて、アーティストにひどく憧れるようになった。

特に音楽は自分にとっては無くてはならない存在で、何度も助けられたことがあったからだろう。


自分の内から湧きあがってきた感情や思いを音楽で表現して、多くの人々の心を動かす。

そんなアーティストたちの姿に憧れを抱き、同時になんの才能をもたない自分を憎んだ。

どうしようもない感情や思いが自分の中から湧きあがってきても、私にはそれを表現する音楽的才能も芸術的センスもない。


「もし、才能があったのなら、自分の感情や思いを表現するのに。」


そんなことを、もう何年も思い続けていた。


転機が訪れたのが、去年。

目標やなりたい自分について「思考ノート」に書いていたときだ。

ノートに書いて、思考を掘り下げていた。


アーティストに憧れている
     ↓
でも、芸術的才能はない
     ↓
アーティストになって何がしたいのか?
     ↓
自分の感情や思いを表現したい


そうやって考えを深めていくと、本当にやりたかったことは自分の思いを「表現すること」だということに気づいた。


そこで思いついたのが「表現者」という言葉。

意味として合っているかは分からないが、この言葉が一番しっくりきた。


次の問題は、どうやって表現するか、だ。

もう一度思考ノートを読み返したときに、同じページに「文字を書くことが好き」と書いてあるのを見つけ、書くことであればできるかもしれないと考えた。

そして、noteをはじめたというわけだ。


「表現者」になってみて

noteで、文章という形で自分の思いを表現することが生活の一部になって、思ったより満足している自分がいることに気がついた。

もちろん、上手く言葉が出てこなかったり、文章の構成が組み立てられなかったりしてもどかしい思いをすることのほうが多いが、満足しているのは念願の「表現者」になれたからだろう。

まだまだ上手いと言われるような文章を書くことはできないが、続けていくうちに力がついてくると信じている。

とにかく今は、書き続けることが目標だ。


これからも、出来る限り、表現者として生きていきたい。


あとがき

1つ前のnoteが100記事目だった。

そして今回は、101記事目。

なんだか新たなスタートを切るような気持ちになっていた。


そこで今回は「初心忘れるべからず」の言葉のとおり、私が文章を書くようになったきっかけをふり返ってみた。


おかげで、決意表明のnoteになったような気がする。

明日からも文章で自分の思いを表現していくぞ!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。






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