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DIARY of My Navigation

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題して”航海日記(Diary of My Navigation)” イギリス短期留学中の様子を綴ったものです。
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#航海中

航海日記その12〜日本食のヘルシーさ〜

外国に住むことで気づいたことがあります。 それは、日本食のヘルシーさです。 こちらに来てから1週間目は自分を甘やかそうと決めていました。 ホームステイではありますが、食事は付けずセルフケータリングにしていたため家のキッチンで料理をすることは許可されていました。 でも最初は時差ボケや疲れもあることを予想したのと、こちらの食材をまずは見てみたかったので買ってみることに。 一般的なランチであるサンドイッチが円安の影響もあるかもですが、こちらでは600円〜700円するのに驚

航海日記その11〜再び訪れたグリニッジが良い所すぎた〜

12年前にイギリスに来たとき、グリニッジには来たことは何となく覚えているのですが、記憶のなかにはそんなに思い出として残っていませんでした。 あのときイギリスには1ヶ月間の大学の団体研修みたいなもので訪れました。 少しでも旅費をおさえるために、宿泊地はあえてロンドンを避けオックスフォードやバースなど。 そのなかでも2日間だけロンドンを訪れる機会があり、たしかグリニッジもそのときのスケジュールに入っていました。 そのときに仲の良かった友人と一緒にどうしても本場のミュージカ

航海日記番外編〜ジブリ映画inイギリス〜

来て初めて知ったのですが、イギリスではNetflixでジブリ映画が見れます! こちらでも空いている時間に洋画やドラマを見ようと、契約はそのままにしていました。 いつものようにログインすると、ラインナップが日本のものと少し変わっていて、タイトルも(全てではないですが)英語になっているではないですか。 初めは勉強のためにイギリスの歴史物を観ようかと思っていました。 でも、オススメにハウルっぽい青年が出てきているではないですか。 タイトルは「Hawl's moving c

航海日記その10〜すべてを経験に変えて〜

前回はこちら。 ** 早いもので留学期間も折り返しを過ぎました。 まだ早いですが、今までのことを少し振り返ってみようと思います。 やはり異国に来ただけのことはあり、色々な出来事がありました。 記事として書いていないものもありますが、書いたものでいえば、まず起こったのは朝いつものように駅に行ったら地下鉄が動いていないトラブル。 現地の人からするとよくあるとのことでしたが(でもあれ以来まだ起こっていませんね)、このときは右も左も分からなかったので私にとっては立派なトラ

航海日記その9〜味方がいるから頑張れる〜

前回はこちら。 ** 少し前に悩みがあると書いたのですが、その時に家族や日本の友達、こちらで新しくできた友達にも相談してみました。 有り難いことに話をすると、みんな味方をしてくれて心細さを感じていた私は少し泣きそうになりました。 異国に来たからには悩みやトラブルがあるのも当たり前!だから泣くんじゃなくて受け入れて対処しよう! 最初はそう決意していたはずですが、今思えば初っ端から上手くいきませんでしたね。 それでも、家族や友だちが味方をしてくれたから私は今もここに立

航海日記その8〜一難去ってまた一難〜

前回はこちら。 先日の語学学校にて先生が「明日はストライキがあるから地下鉄で来ている人は他の交通手段を調べておくのよ〜」と言われました。 ん?ストライキ? 知ってはいても、日本では日常生活であまり馴染みがない言葉です。 よく話を聞いてみると、どうやらストライキで地下鉄が動かないらしいのです。 毎日がっつり地下鉄を使っている私は困りました。 他の交通手段といってもいわゆるOvergroundと呼ばれる電車も同じくストライキのようですし、後はバスしかありません。 いつ

航海日記その7〜帰りたいと帰りたくないの狭間で〜

前回はこちら。 イギリスに来てから早いもので1ヶ月が経過しました。 生活や環境にもずいぶん慣れて、ホームステイ先の部屋はすっかり自分の部屋のように落ち着けるようになりました。 だからなのか分からないのですが、今まではあまり感じなかった"寂しい感情"が顔を出し始めました。 来てすぐの頃はすべてが新しく、毎日が発見で寂しさを感じるヒマがなかったからかもしれません。 今やっとホームシックになったようです。 日本食は1週間で恋しくなったのですけどね(笑) ふと家族や友だ

航海日記番外編〜イギリスの空が好きだ〜

天気が変わりやすくて、雨の日は寒くて風が強くて悲惨。 大変ではあるけれど、この国の空が好きだ。 今滞在している場所には高い建物がないので、とても空を身近に感じることが出来る。 日本にいるときよりも、空が近い。 しかも、空港が近いから一日中飛行機がよく飛んでいる。 以前から空を見上げることは多かったが、もっと増えた気がする。 見上げる度に思うのが、どこにいたとしても空が美しいのは変わらない。 この事実に何度救われただろうか。 空をとおして遠く離れた人と繋がってい

航海日記その5〜英語で英語を学ぶ〜

今日は語学学校の話をします。 前回はこちら。 学校に通いはじめ、早くも3週間以上が経ちました。 色んな国の人が混ざっているのかと思いきや、私の行っている学校は圧倒的に南米の人たちが多いです。 ブラジル、パナマ、チリ、コロンビアなど。 そのためよくスペイン語を耳にします。 アジア人は少数派。 生徒が100人近くいる学校ですが、10人もいないんじゃないかな。 これは語学学校としては珍しいことだと留学エージェントの方が言っていました。 私が最初に入ったのはレベルが下

航海日記その4〜トラブルも経験に変える〜

前回はこちら。 二週目は、地下鉄のトラブルからはじまった。 いつものように駅に着いたら、入口に人が群がっていた。その視線の先には、看板が立っている。 そこには特に原因の説明もなく「この路線の地下鉄は止まってるからバスを使ってね」というような旨の内容が書かれているようだった。 どのくらいで復旧するかも分からない。 立ち尽くす人々や、別の行き方を検討する人々。 ふむ、どうしたものか。 私もさっそくスマホで検索してみる。 バスで3つほど行った電車の駅から止まってない

航海日記その3〜目に見えるもの全てが新しい〜

前回はこちら。 目まぐるしい一週間が終わりました。 到着した2日後から語学学校に通いはじめ、やっと一息つける休日が来たので、これを書いています。 ホストファミリーは南米から移住してきた家族で、もうイギリスに住んで40年以上。生で聞くイギリス英語にテンションが上がりました。 南米がルーツにあるからか、奥さんはとても明るくてアクティブな人。旦那さんは寡黙だけど優しい。少しまだ掴めないかんじがあります。 息子さん2人も一緒に住んでいるのですが、生活リズムが違うのかあまり会い