テレビやマスメディアから距離を置いたら人生の精度が上がった話

先日Twitterでこんなことをつぶやいたら、とっても反響があった。

テレビやマスコミからの影響について

私はテレビがもともとあまり好きではない。

自分の求めていない情報やグロテスクな映像、暴力的な表現など、私の心に小さく負担をかけるものが自動的に入ってくるからだ。
基本的に避けているものが衝動的に入ってくることのストレスはすごい。なので出来るだけテレビは見ない。

例えば記者会見がいい例だと思う。失礼すぎる質問や無礼な態度に怒りや不快感を覚えたことはないだろうか。

メダリストに対して、どうして今大会では結果が残せなかったのか、ダメだったのか聞く。
震災で両親を亡くした子どもに向かって「親を亡くしてどう？」とか。


私は一生会うことも、話すこともない、その記者に向かって怒りのエネルギーを使うことになるのだ。


また、私は怪我をしている映像や暴力的なシーンが怖い。先日の飛行機から無理やり降ろされた乗客の件がニュースになっていたが、SNSでは動画を再生するかどうか選べる反面、飲食店のテレビで偶然にも流れているのを観てしまい、ものすごく落ち込んだし、1日中不安な気持ちを引きずった。

私のメンタルを盛り上げてくれる割合は私の中ではテレビよりもYoutubeやNETFLIXなどの動画配信サービスのほうが上だし、情報はSNSからのもので十分だ。

「テレビ離れ」って言葉があるけど、実際私はテレビから完全に離れた。他人のフィルタがかかった情報は必要がなくなっているんだと思う。

みんな食べ物は選ぶのに情報は選ばない人が多い

私の脳にも感情にも限界値というものがある。私はずば抜けて覚えがいいわけでもない。感情の波も豊かな方だと思う。だからこそ、自分で精査して「必要なもの」を入れていく。

みんな食べ物はオーガニックだ、減塩だと騒ぐけど、意外と情報の精査ってされていなくて。そういう意味でも自分にとって必要な栄養素を選ぶのは情報でも同じだと思う。

どの情報が自分の脳と心を満たしてくれるのか。その選び方ひとつで私たちの毎日は作られていく。食事と同じ。

だから私はテレビやマスコミから距離をしっかり置くことにしている、というだけ。

限りある時間だからこそ、自分の精度を上げたい。

私たちは1日24時間、365日という時間の中で生きている。
出来れば私は睡眠は4時間未満で、時間をフルに使いたいという、とっても落ち着きのない欲張り人間で。それでも私は足りないと思っているほど。

以前、私は人生の先輩に「すべては精度だよ」とアドバイスを受けたことがあって。精度を上げて、仕事をすること。遊ぶこと。自分にとって、限りなく精度の高い人生を送りなさい、と。

正確かつ、精密に。私はまだまだ衝動的に色々決めてしまうことが多いと反省する部分ばかりだけど、それでも常に「精度」を意識している。

精度を上げるために、私は「情報の整理」を意識していて、必要のあるものなのか、そうではないのか、きちんと分けるルールを設けている。
必要のないメールやLINEは返さないことも多いし、それが私の中の精査した結果だ。

無駄をそぎ落としていくことで、確実に時間にも心に余裕ができた。
テレビの音や必要のないニュースに心を痛めることもなくなったし、自分の考え方がより澄んだものになったと感じている。

私は出来る限りルールに則り、24時間を丁寧に生きていきたい。会うことも、話すこともない人にイライラするのではなく、その時間を大事な人との時間に充てたい。

限りある人生なんだもの。精度を上げて、生きていきたい。

心も脳も愛する人たちのために私は常に思うのだ。同じカロリー消費するなら、批判じゃなくて愛を伝えたい。

今年も残り250日を切った。毎日カウントダウンのアプリを入れながら、日々過ごしている。私はこれからも、まだまだ精度の高い日々を創っていきたい。

もしあなたがテレビやマスコミに心を痛めたりすることがあるのなら、距離を置くの、おすすめします。
ニュースは他でも読めるからね。

最後に

私たちはもう誰が不倫しようが、面白いなんて誰も思っていない。

よく「奥さんがかわいそう」なんて聞くけど、実際問題奥さんがかわいそうかどうかなんてテレビの視聴者には全く分からない。

容認してたかもしれないじゃない。奥さんも「よそでセックスしてきてくれるなら楽でいいわ」と思っていたかもしれないじゃない。

結局みんな自分の思い込みや経験談でメディアの中を批判する。
自分たちは批判されたら嫌な癖に、テレビの中の人に向かってはひどく批判していたりして。

そういうのを観ることさえも私は自分の人生の中で無駄だと思う。誰もそれに対してくだらない、って言わない世の中にも私は嫌気がさす。

みんなが傷つくニュースを平然と流すマスメディアに対して、私は強く反論したい。もう時代はそろそろ終わりですよ、って。

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