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私の生きている意味

今、人生で初めてのクラウドファンディングに挑戦しています。

今まで支援したことはあれど自分から「クラウドファンディングを実施します」と言ったことはありませんでした。
おかげ様で14日間という短い間にも関わらず、10日間で目標金額を達成することができ、ここからストレッチゴールを250万と設定し残り4日間皆さんに支援を呼びかけています。
今日のnoteはなぜ私が今回クラウドファンディングに挑戦するのか?という話をお送りできればと思います。

何を私は変えたいんだろう

23歳で起業して、私はのんびりのんびりやってきました。
大きな仕事をしてきたというより地道に地道に。
「社会を変えたい」なんて私は大きな声で言えるような
ベンチャー企業家ではなく、目の前にある困ったこと、ないものを埋めていく。
そうして仕事をしてきました。

その反面、マーケティングの仕事を通じていろんな社会問題や個々が抱える答えは一つではなく解決のための場所や労力が割かれていない問題にも出会います。

その一つが「孤独」でした。
私は10代から追い込まれると消えてしまいたい、このまま命を終えてしまいたいという衝動にかられ、これは20代半ばまで長く向き合った心の病です。

最近、著名人の方が自ら命を終える選択をし、悲しいニュースが続きましたが
それを眺めながらも私の心にあったのは悲しいよりも
私もいつかのように一線を超えてしまうのではないか」という、過去の自分の不安な気持ちを振り返るようになりました。

私は自ら命を絶とうとするときの衝動をよく知っています。

今はその過去を過去だと話せるのですが、ではどうして?を振り返って思うのは「孤独感」がとにかく強かったのが印象に残っています。

私の孤独だった過去と自殺衝動

私は家族と折り合いが悪く、私が鬱になったことも睡眠障害や自殺衝動などは一切私の両親は知りません。

ある日父が私に言った
「あやかは生きている意味がないね」という言葉は
今でも私の心に深く刺さっています。

当時の恋人は
「リストカットしても何も変わらないよ」
「もっと強くならないと」とアドバイスをくれました。
今思えばその通りだと思うものの、孤独というのは恐ろしく、そうしたアドバイスさえも受け入れることができないほど
心がとても固くなっていました。

「もうすべて終えてしまいたいな」
「自分の生きる価値はないな」

そうした孤独感から周りの人を忘れ、自分自身で苦しさを抱えて
「みんな耐えているのだから自分も耐えていかなくてはいけないのだ」
より強い孤独感を感じながら、周りに沢山友人がいても
なかなか心の中を見せることができずに
大人になってきたと感じています。

この気持ちはとても厄介で嬉しいことも
吐き出せないようになっていきました。
自分の心を見せることができなくなっていって。
(このときを振り返ると本当に記憶がなくて今もそのときを振り返るのはとても怖いなと思っています)

そこからひどい自殺衝動にも苦しんできました。
あの時の気持ちはずっと忘れることができません。

そんな私の不信感や孤独を少しずつ少しずつ変えていってくれたのは
周りの人からの慈愛と人生のわくわくです。

やりたいことを見つけ
わくわくする気持ちを持つようになってから
少しずつ孤独を抜け出し
自分の未来を考えられるようになり

信頼できない大人たちとの関わりから信頼できる人たちに、出会えたことでつらかった過去を話すことができたこと。
その自己開示から自分を大切に思えるようになったこと。

孤独の恐ろしさは「孤独」が当たり前になり
その孤独に追い詰められ、心が固くなり
誰にも助けを求めることができなくなること。

私はこの気持ちを長年味わってきたからこそ
「孤独を解消する」場所を作ろう、と決意しました。


同じようにずっと我慢しなくていい場所がいい。
辛い気持ちや悲しい気持ちにも
優しく寄り添ってくれる場所に。
嬉しいことがあったときに
一緒に喜んでもらえる場所に。


親と折り合いがつかなかったり
うまくいかなくても頼れる、もう一つのお家みたいに。

そして孤独を感じる要因になりやすい
「孤食」の解消もしたい。
そんなところから大人も頼ることのできる場所にしよう。

私たちのプロジェクトはそんな小さな過去からはじまりました。

沢山の人に助けてもらったから
今度は私の番


今回はそんな思いに賛同してくれる
仲間たちに支えていただき、150名を超える方々から
220万円の支援をいただきました。
そのコメントを見ると本当に多くの人に支えられていることを実感しています。

私は今でも「自分の存在意義」について疑問を持つことがあるのですが
それでも私は、今回クラウドファンディングを通じて
「私がいていい場所」を皆さんにいただいています。

(本当、死ななくてよかったね!!!私!)

その思いをこれからは続く場所として
オープンを目指し、頑張っていきます。
ぜひご興味のある方は一緒にわくわくしながら
孤独の解消へお力添えいただけましたら幸いです。



昨今における「孤独」はとても重要な社会問題の一つだと思っています。
これから「孤独」を解消するベンチャーになっていけるよう、前進していきます。
どうぞ引き続きよろしくお願い申し上げます。

進捗はTwitterでもお届けしますのでぜひフォローください。

https://twitter.com/ayanie_jp

最後まで読んでくださりありがとうございます!面白かったらいいね!超おもしろければサポートいただけると嬉しいです!これからもがんばります。