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思い出の電車がなくなる日

先週末、今週末、首都圏の鉄道会社は、一部を除いてダイヤ改正を行いました。

3月といえば、電車もバスもわりと前からダイヤ改正の月で、新しい路線が開通したり、新たに直通運転を開始する路線同士があったり、様々なところで変化があります。

新たにつながる以外に、いままであった路線が廃止になったり、列車やバスの運行本数が少なくなったり、あるいは、いままであった駅が廃止になったり・・・

あとは、今まで走っていた電車や車両がなくなったり、のりもの好きの人、特に鉄道ファンにはかなり忙しい月でもあります。



今回は東京に近いところでは、高崎駅から北側の方、信越線、吾妻線、上越線、両毛線で走っている電車115系が3/16に引退しました。

懐かしい人もいると思いますが、東京の方とかだと東海道線や宇都宮線、高崎線などで走っていたオレンジと緑色の電車です。湘南電車とも呼ばれていました。

オレンジと緑色のカラーリングから、「かぼちゃ電車」という名前もついていました。



長距離を走ることもあって、電車にはボックスシートと呼ばれる、対面式の座席が設置されていて、電車でゆっくり旅をする時などには、風情もあっていい電車でした。

走っていたエリアは高崎・前橋・桐生などなど。
学校も多いエリアも通っていることもあって、朝夕は学生がいっぱい乗っている時間帯もありました。

当の本人達にインタビューをしたわけではありませんが、やっぱり自分が学校に行く時に通っていた電車や路線というのは愛着があって、彼ら・彼女らにとっても、いままで見かけていた電車がなくなるのは寂しいものなのかなぁと想像してしまいます。

先月、そんなテーマで写真を撮ってきましたが、やっぱり鉄道と学生って切っても切れない関係があって、言葉にはうまく表せないけど、青春とかノスタルジーを感じていいですよね。

学生(〜高校生くらい)は車を運転することもできないから、基本的には電車かバス、自転車、徒歩での通学になる。
そうすると必然的に、鉄道という存在と密接に関係が繋がってきます。

学校に行く時、帰る時、入学式、卒業式、中間テスト、期末テスト、学校行事、学校に行くのが辛かった日、あるいは何か楽しいことや期待で胸を膨らませた日。

その日その日に、いつもとほぼ変わらず電車は走っている。

学生の頃電車で通ってた人は、それにすごーく深い思い入れはないとしても、自分の人生の大事な1シーンに電車が少なからず出演していて・・・

だからこそ、そんな電車がなくなってしまうと思うと、やっぱり寂しいものです。



まだ115系電車自体は日本のいろんなところで走ってはいますので、完全撤退ではないですが、また一つの歴史が終わった、そんなダイヤ改正でした。



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