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はじめまして。

内田あやです。浅草生まれです。育ちもほぼそのあたり。パーソナルトレーナーをやっています。

トレーナーとしての道のり

私のパーソナルトレナーとしてのルーツは、2000年頃に経験したNYC発のボディーワーク、ジャイロトニックからはじまりました。通称ダンサーのためのリハビリとも言われ、すべてが連続した波打つような円運動は、可動域=モビライゼーションをあげるのに最適でした。

そして2007年くらいから、自身のトレーニングにヨガを加えました。ヨガでは私にそれまで足りなかった安定性=スタビリティを得ることができたとともに、アーユルヴェーダや中医学などの東洋思想もすっと私の中に入ってきました。

ずっとアメリカ経由のエクササイズを学んできた自分にとっての大きな変革。それはタイのパンガン島やチェンマイでタイマッサージを学んだり、また、そこで出会った東洋思想を大切に思うヨーロッパ(スペインやポルトガル)の先生や仲間たちとの交流を通して、やっと自分の東洋人としてのすばらしさに気づくとともに、アジアの女性であることに誇りと自信を持つようになったこと。

それからというもの、現代の日本人にふさわしい動きとカラダを追求したいと強く願うようになりました。動くことの真の意味、スポーツを超えた何かを伝えたい。むやみに激しい運動や大掛かりな設定を必要としない、しなやかで強い体を提案する、自分の体との関わり方・ボディチューニングにたどりついたのが今現在です。

いままでの人生すべての道のり

私のたどってきた道はさまざまな経験に影響を受け、形どられています。子供の頃からの経験をいれたら、母が教えくれたクラシックバレエ、ジャネット・ジャクソンになりたくてはじめたジャズダンス、六本木のクラブのショータイムで踊っていたヒップホップダンスのまねごと、そして新卒から8年くらいかな......2つの会社と2つの雑誌(「25ans」「Figaro Japon」)で携わった編集者。撮影をするためにモデルのカラダがどう美しく見えるかと考えていた日々でさえ、いまのトレーナーとしての道に繋がっています。

必要でなくなったものは感謝して手放し、そして、いつも新しい何かを吸収したい。それは私が大切にしている自分のティーチングスタイルでもあります。いつも、わくわくするような気持ちを外の世界に向けて開いたい。あと、ユーモア! 嬉しい時はもちろん、先が見えない辛い時でさえ、ユーモアのセンスを忘れずに生きていきたいと3年前に心に誓いました。自分が大きな病気になった時に。

そして最近は、“また”  ダンスに夢中です。まさか....人生のこのステージにきて、音楽とダンスにこんなにもはまるとは!! 母が他界した2年前にふと....私はこのまま踊らずに死ぬのだろうか? そう思ったらぞっとして、いてもたってもられなくなったのです。だから....いま、最高に楽しいです。でも、子供の時のようにはなかなかうまくなりません。それでも生きてる!って感じがします。

人生の出来事は、波のようなものに運ばれていく気がします。それは円になっているのでしょうか? いや、渦(スパイラル)になって、また私のところに舞い戻る。だから、それは以前とはまた一味も二味も違う状態なんですよね。

そうだ.....。もしこれを読んでいる若い人がいたら、伝えたいなと思うことがあった。そうそう、人生、未消化で通り過ぎたものは、必ず、また、戻ってくるから。やるはめになるから。ブーメランのように、トラウマのように(笑) だから、いま、自分が夢中になっているものを、とことん、気がすむまで、やり尽くしたほうがいいよ。周りの目なんて気にしないで。がんばれ。

ということで、こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

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photo by Hiromi Ishii

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