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夜明け前が一番暗い

「夜明け前が一番暗い」

私が辛かったとき、たまたまSNSで見かけて救われた言葉です。
仕事で成果が出なくて自己否定を繰り返し、これいつまで続くんだろう?と先が見えなかったとき。

そうか、今は夜だから先が見えないのか。
夜明け前、夜が一番深くなる時間。
永遠に闇が続くように思われるけど、実はあと少しで、夜明けかもしれない。
陳腐な表現になってしまうけど、明けない夜はないのだから。

「明けない夜はない」
その言葉もその意味も知ってはいても、
自分が暗闇の真っただ中にいるときは、そうは思えないものです。
でも、「夜明け前が一番暗い」という言葉は、
今は暗い夜にいることに焦点が当たっているからこそ、
素直に、すっと受け取れました。

そして、一番暗い夜から、徐々に夜が明けていく、
そのじんわりとした変化も想像できて希望が持てました。
朝起きたら大きな変化が起きていた!
なんてことはなく、変化はゆっくりグラデーションで起きていく。
私たちはつい劇的な変化を望んでしまうけど、まるで夜が明けるように、ゆっくり日が昇るように、変化は起きる。

今、辛くて先が見えないと感じる人。
それは、夜明け前の一番暗いときだから、見えないだけなのです。
先に進んでいる感覚がなくても大丈夫。暗くてわからないだけなのです。
あと一歩、進んでみましょう。
「一寸先は光」かもしれません。



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