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2023年末〜2024年5月に読んだ本&漫画 12作

ちょっと遡りますが、昨年末に読んだものから、この春くらいまでに読んだブックレビューです。
つまりははこの「半年」くらいに読んだもの。

去年12月は手術入院もあったので、その時読んだ本もあり、入院生活の記憶をたどるのも懐かしいです(^^)

小説2冊

●千姫様

手術前夜に絶食もしていて時間を持て余し、病室で夜一気に読んだ本。家康の孫であり、豊臣秀頼に嫁いだ千姫を主人公にした小説です。読みやすかったです。恋愛とか女の嫉妬とかが多いから女性向けの歴史小説かな。
面白いけど、私はあんまり女の感情って苦手なので、武将が主人公の方が共感できます。

●六条御息所目線の源氏物語

女の感情が苦手と言っておきながら、「あの」六条御息所の目線で源氏物語を林真理子が再解釈(?)したやつを読んだ。潜在的に、好きなのだろうか、私は・・・女のドロドロも。当然、嫉妬はもちろん全方面において女全開だ。
確かこれは去年の秋くらいに読んだのだが、それこそ、今年、大河ドラマは紫式部なので、旬、ですね。

歴史本1冊

●砂糖の世界史

これ面白かった。岩波ジュニアだからティーンにも読めるライトさだけど、でもちゃんと内容もしてる。砂糖の歴史を見ると、奴隷貿易とか、南米のプランテーション、あと東インド会社のお茶の話とか、いろんなことが出てくるから、近代世界史の全体像が掴めてありがたかった。
なんせ、私はお茶好き(&もちろんお茶菓子もなので砂糖も)なので、毎日頂いているものの背景を勉強しておく必要があろう。
人類は甘いものがお好き。権力者が手にすることが出来たもの。搾取される人。そんな砂糖と闇。もっと勉強したい。

健康指南本2冊

●月経美人セルフケア

これは発売当初の10年くらい前から持っていて、昨年子宮筋腫手術の時に改めて読んだのです。&実践も。
健康オタクで代替療法に関心のある人は知っている、あの野口整体がベース。
子宮筋腫は、それ的にいうと、目の疲れも大きな原因の一つ。納得~・・・。実践して、目のケアもしているところ。

●副腎疲労の本

副腎疲労“アドレナル・ファティーグ”は、意識高い系の人(まあ私もそうだ)で注目されている症状。副腎疲労の大家である本間ご夫妻の本の一つ。
私が本業で教えている「シータヒーリング®」のインチュイティブ・アナトミーという代替療法のスピリチュアルメソッドのセミナーでも、副腎疲労は注目の症状として出てくる。
そういう意味もあって勉強に読んだ本。
副腎疲労の人はたぶんかなり多いはず。

お料理エッセイ・レシピ本3作

●やまと尼寺精進日記 1~3巻

NHKの人気番組『やまと尼寺精進日記』の書籍化したやつ。全部で3冊。Kindleアンリミテッドで読めたので一気に三冊借りた。
番組内で気になったお料理のレシピもあって良い。
番組自体が、奈良の山に住む尼さんたちの魅力あふれる生活のエッセイみたいな感じ。この本も同様。スローライフで自然に囲まれて、こんな生活も憧れてしまう。
とても慈悲深く優しい住職さん、かなりの女傑というか、精神の相当な境地におられる方と思う。

●ストウブで焼く米粉パン

読み物ではなくてレシピ本の掲載になってしまうのですが、これ、大ヒットすぎて載せたくって。
米粉パンが、すごく美味しく焼けるんです。ほんとに感激。
おいしいプロっぽいカンパーニュが焼ける。
米粉っていうこと抜きにしても推せる。つまり小麦粉のパンみたいなクオリティってこと。それで米粉なのだから、スゴイ!全部のパンのアレンジを制覇したい。

●あたらしい家中華

これもこの冬からハマってます。同じく、全部のレシピを制覇したい。外で食べるよそ行きのハードルの高そうな中華ではなく、「家庭料理」の中華レシピ。だいたい全部美味しい。和食を毎日作るように、毎日中華が作れる手軽さ。
中華と一言に行っても、ご存知の通りたくさんの地域がありますね。広東とか、雲南、湖南省とかさ、いろいろ…。そういう幅広い地域の料理が扱われている。大変喜んでおります。

漫画4作品

●ブルージャイアント 2冊

ブルージャイアントは去年映画化したのでそれでも随分認知されている漫画と思われます。
ジャズで世界的に成功を目指す主人公。シリーズがあるのですが、3つ目のシリーズ最終巻(9巻)と、載せてないですが次の4シリーズ目の1巻の2冊。同時に発売されたので。
主人公の情熱は、相当に高いエネルギーで、本業でヒーラーをやっております私としては、大変勉強になるものがあります。
高いエネルギーなので生命力にあふれて、スターウォーズ風にいうと、フォースが常に彼についている、っていう感じ。
さかなクンさんっぽくもある。

●聖☆おにいさん

これも実写ドラマ化もしているので有名、聖☆おにいさん。ブッダとイエスのコミックです。最近作者の方は別の作品を書いておられるのであろう、一時期より失速しているけれど、それでも面白かった。
これも本業スピリチュアルヒーラーのわたし的な感想ですが、神さまの感覚を大変「軽く」「明るく」つまり“ライト”に書いておられ、かえって真実味がある。だって神さまは、深刻じゃないんだから。
ぜひ、お客様や受講生さんには読んでほしい作品です(この最新刊じゃなくてOK。ギャグマンガなので、続き物でもありませんので気軽に。)

●AV女優ちゃん 1~6巻

これはこの2024年5月なので、一番最近に読んだ漫画。
面白かった!!!
AV女優ちゃんというタイトル通り、その職業の自伝的エッセイ漫画。
最初の1・2巻がKindleアンリミテッドで借りられたのでそれで気軽に読み始めたのだが、面白くて、3巻以降は正規に購入。
AV業界に闇があるっていうありがちな話というより、AV業界というのは、人間の内面の「闇」がちらついたり、出やすい環境。この業界に関わる人々の心の内から、人間のエゴみたいなものが良く書かれていて、ヒーラー的にも、勉強になった。し、社会学的な漫画作品だと思う。

●風雲児たち

ご存知みなもと太郎さんの風雲児たちだ。今まで読んでいるべきだった漫画なのに、手つかずで来てアラフォー。
でもまだ一巻なの。たくさんあるから…。
ストーリーは、司馬遼太郎っぽい感じもあり。漫画のコミカルさが良いし、はやく全部読みましょう。

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