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要約の基本的な考え方

割引あり

要約企画の2回目です。

そもそも要約って……? 定義から行いましょう。

文章などの要点をとりまとめること。また、そのまとめたもの

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いくつか文章術(高校の国語なども含む)のブログを読んでみると、要約の条件は概ね三つです。

要約とは

  1. 元の文章の構造を維持する

元の文章がA→B→Cという構造なら、C→B→Aなどにしてはいけないということ。要旨(サマリー)と違う点です。要旨ではCだけを抜き書きしても構いません。

2.単に文字数を減らすのではなく、端的に表現する

元の文章の骨組みだけ残しても要約にはなりますが、特に入試問題では文字数が極端に少なく指定されています。この場合は元の文にある内容を端的な語句で言い換える必要があります。

3.自分の意見を入れない

自分の意見や感想を入れません。2.の「端的に表現する」際にやってしまいがちです。言い換えの際には、元の文章と同じ意味の語句を使います。

この企画でのルール

上記の3点を踏まえ、こちらの企画でのルールを決めました。

1.タイトルには本文に使われている語句を用いる

タイトルはキャッチーであればあるほど良いのですが、本文とかけ離れていると「釣り」とみなされます。この企画では本文にある語句を用いましょう。慣れないうちは難しいですが数をこなすと要領がわかってきますよ。

2.必ずしも自分の言葉で言い換えなくていい

一言一句この通りにしなければならない、という正解は要約にはありません。制限字数に収めようとしてよく知らない語句で言い換えようとすると、元の文の趣旨から離れてしまうことがあります。むしろ不要な部分を削ることで制限字数に近づけてみましょう。

3.読者は自分で設定する

要約文をだれが読むかによって、どの語句を拾ってどれを捨てるかが決まることもあります。迷ったら自分で読者を設定してください。例えば「自分の母親が読むとしたら」でも構いません。

それでは、本日のお題です。

本日(4/23)の余録があまりおもしろくなかったので日付では遡ります。

・タイトルをつける(20字以内)※半角数字は0.5字で換算
・要約する(140字以内)

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