動詞のlikeと、形容詞のlike。
みなさま、こんにちは☆今日は本業の英語について。生徒さんから出てきた質問、「like」の使い方について。さっそく始めましょう!
like ①好き
「like」の一つ目の意味、「好き」。そんなの知ってるよ!という声が双方から聞こえてきそうなほど、多くの方が知っている英単語ですね。
「好き」という意味で使いたい時は、動詞として使います。動詞は必ず主語の次にくるのがポイントです。
一つ例を挙げてみましょう。
「He likes his father.」。主語である「I」の後ろに「likes」がきているので、動詞として使われていることが分かります。日本語に訳してみると、「彼はお父さんが好き」になります。
これはめっちゃシンプルなはず!自己紹介でもよく使える「like」ですね☆
like ②~のような・~のように
学校で英語をしっかりとお勉強した人は覚えているかもしれませんが、「like」のもう一つの意味、形容詞として使う「~のような・~のように」。この使い方、意外と知らない人もいるのではないのでしょうか?私の生徒さんは知らない方が多い。というより、使いこなせてない人が多いという方があっているかもしれません。
それでは、例文を挙げてみましょう!
「He is like his father.」。なんか先ほどの例文と似ているようです。ですが、ポイントは「is=be動詞」がすでに使われているので、今回は動詞としてlikeが使われていないことが分かります。一つの英文に、動詞は必ず一つしか使えないというルールがあるので。では、こちらを日本語にしてみると、「彼は、お父さんのようだ。」となります。(日常的には「似ている」の意味で、look likeを使うのですが、分かりやすいようにしてます。)
ポイントは「like」の位置!
「likeに意味が2つあるのは分かったけど、見分けれない!」と生徒さんから言われました。確かに、先ほどの例文たちを並べてみると、一見同じようにしか見えません。
①He likes his father. ②He is like his father.
しかし、ポイントは「like」がどこにあるか、位置を見極めるだけ。①の例文は、主語のすぐ後ろにあるので動詞としての役割。②はすでに、be動詞があるので動詞じゃないことが分かります。
②「~のような・~のように」が見極めにくいと思いますので、いくつか例文を挙げてみましょう。
「We sing songs like professional singers.」「My cat looks like a lion.」「She was swimming like a mermaid.」
さて、いかがでしょうか?必ず英語は主語、動詞の順番に並んでいます。動詞以外の位置に「like」がきていたら、「好き」の意味ではないのでご注意を!
まとめ
よく使う「like」。誰もが知っている意味は、動詞としての「好き」だと思いますが、実は形容詞として使える「~のような・~のように」という意味も。スペルも発音も同じなので、慣れるまでは使いこなしにくいかもしれません。ですが、「~のような・~のように」の意味で「like」が使えるようになると、英語の幅が広がります!ぜひチャレンジしてみてください☆
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