読書、何とかならない時代の幸福論。

みなさま、こんにちは☆今日はオススメの本について。ブレイディみかこさんと鴻上尚史さんの対談本、何とかならない時代の幸福論。たまたま番組観てたやつの文字バージョン。良き本。みんなが教育に関心を持って、なおかつ行動してほしいから読んでほしい。


なかなか多様性にならない日本について書かれているのですが、人種のるつぼと言われているロンドンに住んだ経験がある身としては、積極的に外国人をウェルカムしたいわけではないのが本音です。

やっぱり人種が違うが故のトラブルは多かったし、自分も差別に遭ったし、みんなが外国人だから「イギリスどうなってもいいや感」も住んでて感じました。

でも日本が「先進国」を名乗り続けたいのであれば、やはり多様性になっていく流れは止められないと思っています。

イギリスと日本を比べて、どちらが優れているというわけではないけれど、でも一番良かったのは、イギリスでは「個人」としてみんなが接してくれたところ。
これはホントに生きやすかったし、関わった人たちからのリスペクトを感じた。
日本に帰国してから、年齢・性別・現職・キャリアなどの付属情報でジャッジされるのがめちゃくちゃしんどかったです。
嬉しいことに、最近は日本でも個人として接してくれる方々とお付き合いできるようになってきたので、「日本でも出来るやん!」と密かに感動しています。笑

そんな人間関係の築き方が出来ることを体験しているので、ぜひ教育現場にも落とし込んでいきたい。

本の中にあったのですが、イギリスでは子どもの3人に1人が貧困。日本では7人に1人という現状。多様性にも教育にも進んでいるように感じるイギリスの方が大変みたいです。他国と比べたところでどうしようもないのだけれど、まだ間に合うと信じて行動したい。まずは学生たちと、今以上に仲良くなることかなー。

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