意思を持ってぼんやりする

ぼんやりと窓の外を眺める時間とか、ぼんやりとひとりご飯を食べる時間とか、そういった「ぼんやり時間」が必要だなと思って、意図的にぼんやりタイムを作るようにしているこの頃。

隙間時間には何かインプットしなきゃ！みたいな気分になって、ご飯食べながらラジオ聞いたりyoutube見たりとかしていたこともあった。だけど、よく考えたら（よく考えなくても）ご飯を食べる時はご飯を食べることに集中したい。何かをしながらご飯を食べるって、目の前の食材に対して失礼なのでは？とすら思う。「テレビを見ながらご飯を食べていたら、ご飯もテレビの味がする」なんて、親によく言われたものだ。せっかくのご飯も、別のことに集中がいってしまっていたら、何を食べているのかよくわからずに食事が終了してしまう。もったいないなぁ。

ご飯に限らず、何かをしながらだとメインの作業がないがしろになりがちだったりする。時短とか効率化を考えるのであれば、同時進行であれこれ進めるのは良いと思うのだけど、全てにおいて効率を求め始めると、きっと苦しくなってしまうだろうな。

だから、たまにはぼんやりと外を眺めたり、あえて他のことに手を出さずに1つのことに集中してみたり。そういった一見遠回りに見えてしまうようなことが、実はまわりまわって案外一番近道になるのかもしれない。

移り変わる世の中。色んな情報が溢れている世の中。

何か「こうするぞ！」っていう自分の意思がなければ、きっと流されるだけ流されてしまう。流されることは悪いことではないんだろうけど、どうせ流されるのであればうまくその流れに乗りたいし、どちらかというと自分が進みたい方向に流されていきたい。いや、流されるんじゃなくてちゃんと自分で進みたい。

だから、自分の意思を持ってぼんやりするだとか、ゆっくりするだとか、目の前のことにちゃんと目を向けるとか、そういうことを怠らずにやっていきたいなと思う今日この頃。

そんなわけで、今日もおつかれさまでした。

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