わたしにとっては面白いと思うから

何気なく見ていたサイトにこんなことが書いてあった。

「自分がその日にやったことをだらだらと書く日記記事のようなものは、この世で最も面白くないと言われる記事の一種です」

おぉ、そうなのか。
じゃあわたしは毎日まいにち「この世で最も面白くないと言われる記事」を書いているのか。
なるほどなるほど。

おそらくこれは「ブログで稼ぐ」みたいなことを主軸として書かれた記事だと思うので、そんなこともあるんだぁ、ふーんくらいで流した。ちょっと引っかかったりもしたけれど。

わたしはここで面白くないと言われていた「日記記事」がたまらなく好きだ。

わたしはもともと読書好きなのだけど、そのきっかけになった1冊は、小学生の時にふと手に取ったさくらももこさんのエッセイ『さくらえび』だった。
わたしじゃない誰かがどんな暮らしをしていて、どんな日常を送っていて、そこからどんな感情を持ったのか。
自分だけの人生だと絶対に知りえないどこかの誰かの日常が垣間見えるエッセイだったり、日記記事と呼ばれるものは、読んでいてすごく面白い。だから、著者が誰なのかに問わず、エッセイというジャンルがすごく好き。

自己啓発とか有益と言われるものも読むけれども、エッセイや誰かの日記は娯楽として読みたい。

わたしの周りにはそういった日記のようなエッセイのようなnoteを書いている方がたくさんいる。
毎日まいにち色んな人の文章を読んで、自分とは全く違うところで暮らしている誰かの日常に触れている。

当たり前を文章にする。いつもの日常を文章にする。
自分にとっての当たり前も、自分にとってのいつも通りでも、それは誰かの特別だったりする。

あなたの日常も、きっとわたしにとっては特別。
わたしの日常も、きっと誰かにとっては特別。

だから、そんな色んな人の日常と特別がたくさん溢れているnoteを、これからもたくさん読みたいなって思うし、わたしも変わらず書いていきたい。

そんなわけで、今日もおつかれさまでした。

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