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愛染まつりに行ってきた

6月が今日で終わる。つまり2022年も半分が終わってしまうということ。
みんなが上半期の振り返りを投稿しているのを見て「もうそんな時期なの!?」とびっくりしつつも、わたしはそんな周りの流れには乗らず、今日の振り返りをする。

久しぶりに、愛染まつりに行ってきた。

愛染まつりとは、大阪三大夏祭りのひとつ。ちなみにその3つのお祭りは愛染まつり、住吉祭、天神祭。その中でも一番早い時期にやるのがこの愛染まつりで、大阪で最初に浴衣に袖を通すお祭りということから"浴衣祭"と言われていたりもするらしい。わたしの周りでは誰も言ってなかったけど。みんな"愛染さん"って言ってたけど。

このお祭りは、四天王寺の支院である愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)で行われている、聖徳太子の時代から続く伝統あるお祭り。
毎年一般公募のオーディションで数百人の応募者の中から10人程度の愛染娘が選ばれ、お祭りを盛り上げるのも見どころのひとつ。わたしも7年前に愛染娘に選んでいただいて以来、ずっとこのお祭りに関わらせてもらっている。

愛染まつりは毎年6月30日から7月2日までの3日間開催されるのだけど、昨今はコロナの影響でオンライン開催になったり、パレードを中止したり、露天を取りやめたりなどの規模を縮小して行われたり、色々工夫をして形を変えつつ続いてきた。

そして迎えた今年。開催日程は通常の3日から2日に短縮されたものの、初日のパレードが数年ぶりに復活することになった。

これはぜひとも行かなくっちゃ!と思って、今日は朝から浴衣を着て愛染まつりに愛染娘OGとして参加をしてきた。

熱中症も心配されるようなうだるような暑さの中、天王寺の駅前のてんしばから、愛染堂までの約2キロを徒歩行進。暑くて暑くて大変だったけれど、久しぶりに口にした「愛染さんじゃ~!べっぴんさんじゃ~!商売繫盛~!」の掛け声に、「いつもの夏が戻ってきた…!」と感慨深くなった。

どこもまだ探り探りの状態ではあるけれど、こうして少しずつ、数年前までは当たり前だった日常を取り戻せてきているような気がして、なんだか嬉しい。


今年の愛染娘さんは、例年とは違って縁故からの推薦で6名が選ばれたのだそう。わたしもカメラを持って可愛い愛染娘さんたちをたくさん撮ってきたので、少しおすそわけ。

みんなはじける笑顔でかわいいね。


今年はウクライナからの避難民の方も愛染娘として参加されていた。

みんな浴衣がよく似合ってて素敵だったなぁ。


愛染娘が乗る宝恵駕籠を担いでくださるのは、愛染男組のみなさん。
暑い中力いっぱい盛り上げてくれるこの方たちがいなければ、愛染まつりは成り立たない。

本当におつかれさまです。ありがとうございました。


わたしと同じく、かつて愛染娘をやっていたOGたち。もっとたくさん写真撮れば良かったし、わたしも一緒に撮ってもらえば良かったと、ちょっとだけ後悔(笑)



今日は1日お祭りのお手伝いをさせていただいて、久しぶりの疲労感を味わっている。

久しぶりの人たちにもたくさん会えたし、楽しい時間を過ごせたし、本当に行って良かったな。年に1度、必ずここで会える人たちがいるって、なんか良いな。

これだけ写真撮ったのに、自分の写真をここに1枚も載せていないのは、まぁご愛嬌ということで。人の写真を優先して編集してたら間に合わなかった(笑)


そんなわけで、今日もおつかれさまでした!

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