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毎日更新で得られた、思いがけない副産物

昔から、意見を求められるのが大の苦手だった。

「あなたはどう思う?」

そんな質問が自分のところに飛んでくるのが怖くって、常に気配を隠していたし、どうかわたしを当てないで欲しいと思いながら前の席の人の背中に隠れていた。

でも、そんなわたしでも、気が付けば堂々と、人前できちんと臆することなく自分の意見を言えるような大人になっていた。
それはきっと「大人になったから出来るようになった」のではなく、わたしの努力の賜物なのだと思っている。

そんなことを思ったのは、最近読んだ本の中に、こんな一節を見つけたから。

よく、プレゼンや講演などで突然指名されても、悩まずにサラッと自分の考えを応えられる人がいますが、そういう人は普段から自分の思いを言語化するのに慣れている人です。
『書く習慣』いしかわゆき著

今のわたしは、どんな時に誰に指名されても、なんとでも答えられる自信がある。昔のわたしにその事実を伝えると、きっと信じてもらえないんだろうと思うけれど、実際に出来るのだ。

それはきっと、わたしが毎日こうしてnoteを書きながら、自分の気持ちや考えを言語化し続けているから。どんな日でも、毎日サボらずにその日の考えたこと、感じたこと、思ったことを、ちゃんと文章に綴っている。このnoteの毎日更新が、日々の頭のトレーニングになっていたんだろうな。

だから、今のわたしは「あなたはどう思う?」と誰かに指名されて質問される前に、手を挙げて「わたしならこう思います!」と言える。

毎日文章を書き続けるだけで、知らないうちにそんな副産物まで手に入れていたと気づいた時、毎日更新やってて良かったなって思った。毎日更新やってて良いことなんて、ぶっちゃけそんなに無いよなって思うこともあるのだけれど、実はちゃんと自分の身になることがあるんだと気づけて良かった。

些細な事だけど、続けること、積み重ねていくことってすごく大事。その先に、自分も思ってもなかったスキルが身についていたり、思いがけなかった出会いがあったりする。

これから先には一体何が待ち受けているのか。自分の身をもって証明してみたいなって思う。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。


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