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ちょっとそこまでぶらり~王将一号店と二条城編~

お天気が良くて、あったかいぽかぽか陽気だった今日。良いお天気のお休みの日は、決まって旦那に言われることがある。

「なあなあ、お外行こ~」

今日は気持ちの良いくらいの青空だったし、そこまで寒くなかったから、ちょっとくらいお散歩しても良いかなって気分になった。

「どこ行く~?」「どこにしようか~?」「二条城行きたいねんな~」「じゃあ行こっか~」となったので、阪急に乗って数駅の京都へ。

歴史的な場所に行く時は、ある程度予習して行った方が絶対に面白いので、行きの電車の中でとりあえず二条城のHPやらなんやらを見て予習。でもとあるサイトに"この地域には緊急事態宣言が出ています。不要不急の外出はなるべく控えて、今はサイトでお城の勉強に励みましょう"的なことが書かれてあって、うっ……ってなった。そうか、近場へのお出かけとはいえ、これは不要不急の外出か……確かになぁ……ってなった。どこまでがOKで、どこからがNGなのか、本当に分からない。しかもお出かけしたことをnoteに書いたりするのもやっぱりこんなご時世だから辞めた方がいいのかな……とかも思ったりしてしまう。なんだか、今までの世の中よりも本当に色々考えなきゃいけない時代になってしまったんだなぁ。
みんながどこにも行かなかったら経済が回らないから色んなところに打撃があると思うし、とはいえお出かけして感染症うんぬんってなってしまうと元も子もないし。なんかもやもやしちゃう世の中だなぁ。

なんて考えていたら、電車が大宮駅に到着した。もう到着してしまったので行くことにした。



到着したのはお昼ごろだったので、とりあえずまずは腹ごしらえと思って、駅前の餃子の王将へ。

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この暖簾の文字、見て欲しい。「四条大宮一号店」。

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そう、このお店は餃子の王将の発祥の地。1号店。王将が京都発祥だって知っていたし、なんなら大阪王将と区別して京都王将って呼んだりもしていたけれど、大宮が1号店だったなんて知らなかったなぁ。

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店内にはかつての写真だったり、当時の新聞の記事だったりが飾られていた。ちなみに店内はリフォームされていて、すごくキレイだった。王将の床って結構油でギトギトしているところが多めのイメージなんだけど、全然そんなことなかった。

王将と言えば餃子にチャーハンだよなぁと思いつつ、メニューを開いてちょっと悩む。チャーハンも食べたいけど、天津飯もおいしそう。どっちにしようかな、うーん、悩ましいなぁ。

そう思っていたら見つけてしまった。

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その名も、天津炒飯!
何このチャーハンも食べたいし天津飯も食べたいわたしの欲望をいっぺんに叶えてくれるこのメニュー。神か。めっちゃおいしかった。

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あと、飾られてた時計が王将でかわいかった。


さて、お腹を満たした後は、大宮から少し歩いて、三条を経て二条へ。

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そして本日の目的地、二条城に到着。

事前に読んでいた公式HPによれば、二条城では四季折々の花木が楽しめるとのこと。今の時期は梅がちらほらと咲き始めたくらいらしい。

というわけで、まずは梅林へ向かってみたものの「あれ……?全然咲いてなくない……?」

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って思ったらこれは桜の木だった。間違った。梅林はもう少し奥だった。

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ほら、ちょっと咲いていた!梅!かわいい!

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まだほとんど蕾だったけれど、咲き初めの梅の花、控えめ感が良い感じ。もうすぐ春なんだなぁ。

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ちなみにこの梅林、わたしと旦那と、この写真の奥に写り込んでいる方の3人しかいなかった。ほぼ貸し切り。まぁまだそんなに咲いてないからね。


さて、そしてこちらがメイン。二条城の中へ。

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しょっぱなからこの門。見て。すごい。豪華絢爛。「うわぁ~」って声出た。

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二の丸御殿の正門、唐門。ちなみに重要文化財。松竹梅に鶴、唐獅子等々、豪華絢爛な彫刻が飾られていて、ずっと見てられるレベルだった。

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しかも、この正門から格天井なんですよ。格天井って、この写真みたいに木を格子状にした天井のことなんだけど、これは格式が高いところに使われるもの。

ここは正門だから、一番格式の高い門ってことで、この時点で格天井になってるんだなぁ。すごいなぁ。

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そしてこちらが国宝の二の丸御殿。入口の車寄せから格天井です。欄間の彫刻もめっちゃ豪華。

さすがに中は写真撮影禁止だったのだけど「こんなにも見ていいの?」ってくらいめっちゃ見てきた。この二の丸御殿をぐるっと1周したのだけど、あと5周くらいしてもまだ楽しめそうなくらい見ごたえばっちりだった。

二条城って、名前はよく聞くけど、正直なんの場所なのかって今まで全然知らなかった。だからちゃんと調べていったのだけど、ここは徳川幕府の初代将軍徳川家康が京都御所にお住いの天皇様の警護と、将軍上洛の際の宿泊所として建てたものらしい。そして、最後の15代将軍徳川慶喜が大政奉還の意思を表明したのも、この二条城らしい。すごいな。江戸時代の最初から最後までをこの場所が見守ってたんだなあ。

中は本当に豪華賢覧で、もう格天井に次ぐ格天井。折り上げ天井に大広間に関しては二重折り上げ格天井になっていてびっくり。声出た。「格天井!?!?」って声出た。さっきから天井の話ばっかりしているけれど、本当にすごいので気になる人は『二条城 格天井』とかでぜひググってください。すごい写真いっぱい出てくるから。

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そしてこちらが二の丸庭園から見る二の丸御殿。手前のソテツが寒さ対策のために藁被っててちょっとかわいかった。


いやぁ、二条城、見ごたえたっぷりで本当に行けて良かった。あんなに面白い場所だなんて思ってもなかった。年パス欲しいなって思っちゃったんだけど、年パスは京都市民しか買えないみたいで残念。京都市民になりたかった。悔しい。

京都は面白い場所がたくさんあって、何度言っても飽きないなぁ。今までは神社とかお寺とか歴史的建造物とかって、興味がないわけじゃないけど特段何か感じるタイプでもなく「ふ~ん」って思うくらいだったのだけど、ある程度興味を持って予習をしてから行くとめっちゃ楽しいってことに気づいてしまった。これはもう京都に限らずどこに行っても楽しめる自信がある。
だけど、まずは近場でふらっと行ける場所として京都があるもんだから、贅沢なことだよな、なんて。

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そんなことを二条城の帰りに寄った大宮駅前のコメダ珈琲でシロノワールとウインナーコーヒーを食しながら思ったりした今日でした。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。


(外出するときは感染症対策はばっちりして出かけようね)



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