絶望的な話下手がエッセイに挑戦してみたい話 #4 成長する為には

今回は『自身の問題点を正しく認識して、いかに自分を成長させていくか』ということに焦点を当てて考察していこうと思います。

私は客観視したり、自己分析したりするのが日常の癖になっている程観察思考が好きな人間です。

故に問題点を洗い出すことはさほど苦労する訳でもありません。 というか、#2や#3で挙げた問題点など氷山の一角に過ぎないとすら考えています。
ここまで来ると一方的な自虐にしか見えないかも知れませんが、私にとってこれは成長のチャンスという捉え方をしているのでネガティブな要素はありません。
 私の「弱さ」について考える記事でも書きましたが、『敵を知り、己を知れば百戦危うからず』という言葉はある意味私の座右の銘とも言えるかもしれません。
ここで言う敵とは、これまでの自分が培ってきた不要なプライドのことを指しています。
私のような弱者にとっての一番の敵は社会ではありません。 自分自身なのです。

というわけで、問題提起するのは一旦やめにして本記事からはその問題点とどう向き合うかを自分なりに考えていこうと思います。

尚、記事のタイトルのことも考えているので問題点を挙げた時系列順に記述するとは限らない点がございます。 ご了承ください。

問題点#7「ユーモアがないし、両極端」

初っ端から#3の最後の問題点をテーマにします。
自身の成長のために必要なものはどんなものなのか?と考えた時に、真っ先に頭に浮かんだ単語は「基礎」でした。

私ははっきりいってまだ過去の自分を受け入れ切れている訳ではなく、身体に染み付いてしまった今までのやり方をいきなり変えるというのも中々出来ないものです。
少し前までの私は、ただ努力あるのみみたいな根性論だけでモチベーションを保っていたこともあり何を取り組むにしても常に全力で打ち込むという悪癖がありました。
良いことでもあるのですが、根性論は使いどころを誤ると諸刃の剣でして実際に私は身体もメンタルも再起不能一歩手前レベルまで壊してしまいました。

その馬鹿真面目さが故に、私はユーモアというものが著しく欠如しています。
例えば、職場での同僚との会話のシーン。
冗談やジョークを言えない訳ではないのですが、ジョークを言う時などにどこまでが面白くてどこからが不謹慎なのかというラインを見極める事が苦手なんです。
故にすっ飛びすぎてスベってしまったり、逆に怒らせてしまったりといった具合でギスギスしてしまうのです。

これをエッセイの内容に置き換えて考えてみます。

これから、自身が書いた下書きを元に自分なりに分析して変更を加えていこうと思います。

以下の文章は、序論①の1番、「プロは身近な存在である」章の下書きより引用したものです。

皆さんは、「プロ」という言葉を聞いた時どんな人が頭に浮かびますか。
 先入観でも構いませんので、いくつか思い浮かべてみてください。
プロがつく職業といえば、プロスポーツ選手や歌手などのアーティストだったり役者さんや芸人さんなどといった職業を真っ先に浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
確かに彼らは一流のアスリートであることは間違いのない事実です。その努力こそが実を結び、一躍有名となって人々に笑顔を届けてくれています。
ですが、その日の目の下で活躍する''縁の下の力持ち''と呼ばれる方々もまた立派なプロとして日々皆さんの近くで働いています。
では、そんな日の目を見ることをないプロの世界とはどういったものなのでしょうか?
近いところで言えば今まさに皆さんの周りを走り回っているトラックやバス、タクシーの運転手などが身近な例と言えるでしょう。
一般の衆目からすれば「仕事しているだけ」とか、酷い人は「運転しているだけ」なんて言う人もいます。
確かに主観だけで捉えるならばそういう受け取り方になってしまうのも仕方の無いことかもしれません。
ただひとつ言えることは、彼等の多くは車両に営業ナンバーを付けて荷物やお客様を安全に目的地にお届けする使命を背負って走っています。
言わば「安全」のプロなのです。


 下書きではあるものの、自身の伝えたいことを理解してもらうための取っ掛りとして書いた章です。
改めて自分で見直してみて、素人なりな自己採点をしてみるとするならば100点満点中30点くらいといったところでしょうか。
もちろん、エッセイを日頃から書かれている方や小説を書かれてる方やライターをされている方からすれば0点かも知れません。 30点もつけているのは素人補正です。

まずこの文章の自分なりに褒められる点を挙げてみます。
#3でも書きましたが自分が気を付けている点はそこそこ守れているのではないでしょうか。
一文が長いところが少ないので読んでいて混乱したりといったことはあまり無いような気がします。
また、読者に問いかけるというコンセプトは序論としてはまあまあな出来だと思います。 読者に対して先入観でも構いませんと一言入れて私の''読ませたい方向''に読者の心を動かすように意識しています。

このあたりが30点くらいは自分にあげられるポイントかなと思います。

では次に、自分で読み返してみてダメだなと思った点をいくつかあげてみます。
・全体的に文章が硬い
・一章としては文が短い
・相変わらず文面に個性がない

といったところが代表的な例だと思います。
これら欠点のうち、上の二つを自分なりの解釈で修正していこうと思います。

・全体的に文章が硬い
・一章としては文が短い

まさにこの記事のテーマでもあるように、お固くつまらない内容になってしまっているのではないでしょうか。
また、入口の章としてはかなり短めで魅力があまり感じられないのかなと思います。 序論の前の「はじめに」の部分で書くなら兎も角、本体に繋ぐ前のきっかけとしては弱くなってしまっているのではと思います。

先程はジョークを例に挙げて面白さがといった話をしましたが、これをエッセイに置き換えて読者の心を取り込むにはどうすれば良いでしょうか。

エッセイである以上、ただ面白おかしくするだけではぶっ飛んだ内容になってしまいます。
そこで、私は時事的な話題などを取り込んでみようかと考えました。
例えば、以下の部分。

プロがつく職業といえば、プロスポーツ選手や歌手などのアーティストだったり役者さんや芸人さんなどといった職業を真っ先に浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

ここを少し掘り下げて、時事的な話題を取り込んでみます。

プロがつく職業といえば、例えばプロ野球選手を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現在のトレンドと言えばやはりメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手はもはや知らない人は殆ど居ないでしょう。 彼は日本人選手として多くの偉業を成し遂げており、また野球史上類を見ない''ハイブリッド選手''の初の成功例としても名が上がるほどの活躍ぶりで多くの注目を浴びています。
他にも、プロスポーツ選手といえば日本からも様々な偉業を成し遂げた人が数多くいます。
また、アーティストの方や芸人さんや役者さんといった方々も人々に愛されるプロの職業のひとつではないでしょうか。

こんな感じで今話題になっているスポーツの話題などを適宜折り込んでいくことで、少し文章にバラエティ味を加えるのもひとつの手法なのかな?と思います。 また、こういった話題の広げ方をすることで文章を長くすることも出来るので物足りなさも解消出来るのではないでしょうか。

と、いってもこのやり方はあくまで私だけの解釈だけで書いている点も事実。
私は検索スキルがないのでこういった勉強をするときにとても苦労します。 今日はこの後本屋さんに出向いて手本になりそうな文庫本などを探してこようと思ってますが、やはり感想を言ってくれる人やアドバイスをしてくれる仲間が殆どいないのが辛いところです。
この記事を読んでくださっている方でもし何かご意見等ありましたら是非仰っていただければと思います。


さて、ここまでざっと自己分析した上で自身の治すべき点などを書いていきました。
ですがここまでしっかり読まれてる方はもしかしたら既にこの記事の矛盾点に気付いているかも知れません。

そう、趣味の一環としてやっているにも関わらず僅か2日で#4まで記事を仕上げてしまっている点。
右も左も解らない素人なのに、わりと本気(ガチ)で0から100までのエッセイを書くためにやたら自己分析までしまくって進めようとしている点。

我ながらどう考えても入れ込みすぎです。
一応言い訳すると、手続きなどで奔走しつつある日々でも待機時間がやたら長いのでめちゃくちゃ暇なんです。 暇を持て余すとついつい嫌なことを考えてしまいがちなので、なるべくこういった趣味に時間を割いて時間を有意義に使いたいと考えてしまうのですよね。 実際これでもわりとやり過ぎないように気を付けてはいるのですが、少々突っ走りすぎな気がしないでもないですね…。

次回も問題点とその課題について触れていこうと思います。 


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