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家事分担意識を探れ! 婚活アポで聞くべき質問④

このnoteでは、婚活で「共働きでも家事育児は女の仕事」とか言わずに公平に家事分担できる男性=共働き共家事夫 を見つける方法を書いています。

身の回りのモヤモヤ話を利用する

前回まで、共働き共家事精神があるかどうか確認するには「姓の話」「育休の話」を振ってみるといいよ、ただしさりげなく世間話っぽく、という話をしてきました。
これ、要は、男女平等感覚がわかるような話題・質問をさりげなく投げるといいよ、ということ。

となると姓の話と育休の話以外にもいろいろ思いつきますよね。

オススメなのは、周りの人の恋愛や結婚に関わる話で「これは人によって評価がわかれるな···」「これ、男性だったら当たり前に許されるのに女性だから非難されてるよね」などと思うようなエピソード
そういう話題を、世間話っぽく「そういえば~」と振ってみましょう。
姓の話と育休の話は分かりやすい例なのでぜひ聞いてみていただきたいですが、私があげた例をそのまま使うより、ご自分の実感がこもったエピソードの方が話しやすいです。

恋愛や結婚の話題以外、たとえば日本のジェンダーギャップ指数が121位とか会社に女性管理職が全くいない!という話を振るのもいいですが、
①社会全体や会社の話だと堅苦しくなりがちで相手の本音を聞き出しにくい
②社会問題としては男女不平等に反対だが、こと結婚とか家庭の話になるとジェンダーバイアスにとらわれる男性も多い(「女性活躍推進!」と言っている男性管理職の妻は大体専業主婦で娘はお嬢様大学というのはよく聞く話です)
ので、恋愛や結婚といった個人的な話の方がオススメです。

たとえば

たとえば私は、

「そういえば、友達で結婚前提の彼氏が転勤族って人がいるんですけど、転勤についてくとなると友達は一生定職につけないから、別居婚か相手に転職してもらうことを提案したんです。でも彼はどっちもヤダ、結婚するか別れるかは任せるから君が決めてくれ、ってスタンスで、彼女は仕事大好きだから悩んでて~」

とか

「研究者の友達が、子どもを産んで半年で、1年間イギリスに留学するんです。その間、子どもは旦那さんが育休とって一人で育てるらしくすごいなって思いました」

という話をよくしてました。実話です。使ってごめん友達。

こういう話をふったときに、相手がどういう反応を示すか、それに対して自分はどう思うかが重要。

参考までに幣夫は、
転勤族の話については
「それ、彼の方は何も譲らないで結婚したい、でなければ別れる、かつその決断は相手任せってことだよね···」
と若干ひいてました。
が、中には「男が転職するのは大ごとだけど女が退職するのは大したことじゃないから普通ついてくるよね」と考える男性もいます。

研究者の話については
「僕ももちろん、妻が留学ってなったら一人で育てますよーオールオッケー全然大丈夫!」
とは言わず、
「母親が育てるべき、とかではなく、自分だったら1年間一人で育児はつらいなあ」と言ってました。

私もパートナーなしで1年間育児するとしたら辛いと思うし、特に留学の予定もないのでこの答で全く問題ありませんでした。
別に、家事育児100%自分がやります、あなたに負担はかけません、って答がほしいわけじゃないので。

エピソードを集めて、自然に切り出す

このnoteを読んでくださってる方なら、普段から女性に押し付けられた役割とか対等なパートナーのはずなのに夫の方が優先される空気とかに敏感なはずなので、適当なエピソードが複数見つかるはずです。

しつこいようですが、これ、急に何の脈絡もなく言い出すと
「なぜ急に友達の個人的な話を?」とか「なにか探ろうとしている?」と思われて相手の本音が聞けないので、
土日なにしてました?→友達と会ってました。そういえばその友達~ みたいに会話の流れを意識して話し始めてくださいね。

そして繰り返しになりますが、相手の男女平等感覚を測る質問はたくさんすること。
この質問には納得できる答だったけどこの質問にはえっ?と思うような答だった、ということもありますし、会う回数を重ねて打ち解けてきたらより本音が出てくることもあるので、お付き合いを始めてからも折に触れて聞いてみてください。

男女平等感覚を測るために聞くべき質問編はこれでいったん終了です。
次回は、質問とか以前の問題として避けた方がいい人についてお送りします。

なるほどーと思った方はスキお願いします。
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