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20代前半で婚活市場に飛び込んだら。 【その⑧】

前回のお話はこちらから↓

さて。
独り身に戻った私はすぐに結婚相談所を探した。
街コンや婚活パーティー、マッチングアプリで出会って結婚するには時間がやや足りない。
かと言って結婚情報サービスは合わなかった。

ならば、次は結婚相談所で活動しようと。

入会案内のヒアリングの時、これまでの婚活期間でかなり現実的思考を手に入れた私が出した希望条件はあまり難しいものではなかったようで特に条件を変えろ、などは言われることもなく、印象も悪くなかったのでそのまま気になっていた相談所に入会した。

その仲人さんのお子さんと歳が近いということで「娘をお世話するみたいで頑張り甲斐があるわ〜」などと世間話も楽しくできて心強かったのを覚えている。

結婚情報サービスで提出書類は熟知していたので、すぐに揃えて提出し活動を開始した。

噂で聞く入会バブルだが、活動を始めてすぐはポツポツだったものの、1週間後に捌ききれないほどドカンときた。

22、3歳という年齢の若さと完璧に記載してもらったプロフィールのおかげだった。

私のキャパシティでは土日は1日3回、週2回のお見合いが限界だから、たくさん申し込んでいただけて光栄ではあったがかなり絞らなければならなかった。

プロフィールを見たところ人によって天と地の差がある。相談所の質が顕著に表れていたので一定は絞るのは簡単だった。

どこかでコピペした定型分で一部のみを変えたやるきのないプロフィールの男性。

写真代をケチったのかなぜか写真が自撮り・普通のカメラで撮った男性。

しっかりした写真と会員の魅力が伝わるプロフィールの男性。

入っている結婚相談所の質は、大事だとこの時の私は思った。

それなりの料金を払うことで仲人に相談できるのが結婚相談所のメリットなのにも関わらず、相手側の仲人がやる気がないタイプならば、成婚に向けて弊害が発生するのではないか。

もちろんサービスが手薄で料金を格安で活動する男性だったのかもしれないが、結婚情報サービスで痛い目を見ていた私はそういうトラブルは避けたかった。

そのため、男性の持っている条件がいくらよくても上二つに該当した段階で申し訳ないがお断りさせてもらった。

最終的にお見合いを決定したのは、このような条件の人だった。
①穏やかで真面目そうな癒し系男性 2名
②顔の系統が好み・美形な男性 3名
③年収1000万超のいわゆるハイスペ男性 2名

正直に言って、お見合い前から③の男性と相性は絶対に悪いだろうと思っていた。

実際その通りだった。


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