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桜又彩子
2020年6月9日 13:20
岩宮恵子さんは、河合隼雄直系の弟子、と言われている臨床心理士である。この方の本を2冊続けて読んで、子どもと向き合う著者の命がけのような心理療法家としてのあり方に感銘を受けた。「生きにくい子どもたち」では、「良い子」でいすぎたために、心が抗議の悲鳴を上げた2人の子どもが紹介されている。アリサという女の子は、「痩せたい」という願望が強く芽生えているわけでもない10歳の女の子。それまで姉妹の中で