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東の「どん兵衛」、西の「どん兵衛」

私は10歳まで熊本、鹿児島と九州で過ごして、11歳で名古屋へ引越した。

一番のカルチャーショックは、「うどんがない!」ことだった。名古屋にも
もちろんあったのですよ。でも、名古屋はうどんよりもそばがメジャーな土地。例えば、うどん屋さんのメニューは、九州なら「かけうどん・そば」だったのが、「かけそば・うどん」に。

スープもなんだか醤油黒い。違うーーーーーーー!!!!

黄金色スープの九州うどんこそ、私が一番恋しくなった食べ物でした。


もちろん今の名古屋なら、香川うどんのチェーン店だってあるし、私のような九州うどんホームシック!にはかからないですむ。

でもね、どん兵衛は西と東でスープを違えてあるんです、ご存知ですか?

私が昨秋名古屋に行った時、ぜひやってみたかったのが、東西「どん兵衛」の食べ比べ🎵

それで、ヘッダー画像です。

右が、名古屋で購入した東日本限定バージョン、左が、福岡で購入した西日本バージョン。

違いはスープ!

東日本は「コクと旨みのWだし 本鰹×宗田鰹」
西日本は「華やぐ旨みのWだし 本鰹×昆布だし」。

東日本は鰹オンリーのだし、西日本は鰹と昆布の2種を使うのが特徴のよう。

写真右が東日本、左が西日本です。

開封。スープの袋の色が違いました。
お湯を入れて3分。出来上がり開封。きつねの色が少し違うかな?
ごちそうさまでした!


一番の違いは、やはりスープの色。
東日本の方が色が濃い。醤油の色が強く出ているのかしら。
だとすると、名古屋にいたころ食べた、名古屋のうどんスープの、醤油が強い印象と重なる。

味はどちらもおいしかったし、私の拙い舌ではそこまでの違いは感知できず。香りの方が違っていたかも。

それでも、西日本バージョンの方が、私にとって馴染みのある味。

日本全国どこでも同じような店が出来て、地域による違いがなくなったようでも、味の好みの違いはまだはっきりあるのかもしれない。

みなさまの地域で売っている「どん兵衛」はどんな味ですか?

旅先で、いつもの食べ物の地域限定バージョンを見つけるのは楽しい。

あなたの食べ比べも、見てみたいです。





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