きみは、サンタになれる!
「クリスマスなんて来なきゃいいのに」
街はすっかりクリスマスデコレーションでいっぱいの今、そんなふうに思っている子どもたちがいます。
https://booksanta.charity-santa.com/
ブックサンタは、あなたが選んだ本を大変な境遇にいる子ども達へ届けるチャリティー活動。
2023年は全国約1,683書店が参加しています。
ヘッダー画像の絵のポスターを、お近くの書店で見かけた方もいらっしゃると思います。
私の娘はもう高校2年生で、親として子どもの本を選ぶ機会がなくなってずいぶんと経ちました。
さいわい、近所の本屋にもブックサンタのポスターがあり、すぐに参加できそうです。
もともと絵本が好きで、子どもの本コーナーには馴染みもあります。
本が大好きな子どもに、自分の選んだ本を喜んでもらえるなんて、想像しただけでホワホワします。
よーし、やってみよう!
参加方法は簡単。
ブックサンタ参加書店で
プレゼントしたい本を選んで、
レジで会計して「ブックサンタお願いします」と申し出るだけ。
私が参加した書店のポスターによると、ブックサンタ対象の子ども、赤ちゃんから高校生までの中で、プレゼントされる本が少ないのは小学生中学年あたりとのこと。
親の手は借りず一人で本を選んで読書するけれど、大人向けの本はちょっとむずかしいかな、というあたりかな?
本屋の児童書コーナーをウキウキと眺める。
生き物や宇宙についてなどの科学本もいいよね。そろそろ、人生について考え始める時期。簡単な哲学入門書もいいかも。
とひと通り楽しく悩んだあと選んだのは、
ミヒャエル・エンデ作「モモ」。
時間について考えさせるファンタジーの名作。
私も、娘の葵さんも大好きなお話です。
目の前に見えている世界が世界の全部ではないと、本は教えてくれます。読書を通して自分の心に得られたものは、他の誰にも奪えない、一生持っていられる宝になります。
私たちが生きている世界の未来を担う子どもたちに、そんな本との出会いをプレゼントしてみませんか。
きみは、サンタになれる。
読んでくださって本当にありがとうございます☆