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現代詩2

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過去に発表した現代詩の作品集です。
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2022年10月の記事一覧

【詩】変身 ~ドクター1

変身 「そのまま少しお待ちください」 歯科医のアシスタントに言われたので 口を大きく開けた…

【詩】神の街

神の街 太陽の灼熱は 真上からコルカタの中心街を照り付けている 空の青を薄めるスモッグのヴ…

【詩】過去からの声

過去からの声 水面を浮き沈みするように 現れては消える様々な声達 ある時は「会えて良かった…

【詩】夕陽3~都会の夕暮れ

都会の夕暮れ 冬晴れの帰り道 歩道橋から眺めた巨大なビル群は 反射する夕暮れの陽光を浴びて…

【詩】しあわせな時

しあわせな時昨日 大事なラケットを失くした 少し楽になった 過去への償いと未来への貯金がで…

【詩】雨の日

雨の日 早朝 雨が降っている 窓の外は灰色 天気予報は大外れ 夕べ準備した服に合う傘がない …

【詩】蟻

蟻 私は 炎天下 仲間と一緒に一列になって 誰かが落としたビスケットの残骸を せっせと巣に運んでいた ここは そう 家の近くの公園 行動範囲は小さな公園の 百分の一にも満たないものらしい    どうして自分はこんなに小さくなって    こんなに小さな場所で    こんなにくだらないことをしているのだろうか 突然 地響きと共に辺りは暗くなり 横殴りの洪水が私達たちを襲った 「神様 どうかお守りください」 そう口々につぶやきながら地べたにひれ伏した 天災は一瞬で唐突に止