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【片側顔面けいれん】入院日記④ 入院2日目=手術当日(病室に戻って以降)

  1. 【片側顔面けいれん】入院日記① 入院当日|Manbow AT (note.com)

  2. 【片側顔面けいれん】入院日記② 入院2日目=手術当日(手術室入室まで)|Manbow AT (note.com)

  3. 【片側顔面けいれん】入院日記③ 入院2日目=手術当日(手術室入室から病室に戻るまで)|Manbow AT (note.com)


病室にもどってもしばらくは、麻酔の影響か瞼が重く、目は閉じていることが多かったです。その中で自分の全身を確認すると。おお、コードだらけ。

  • 酸素マスク - 酸素は無臭のはずなのに匂いがしてその匂いで気持ち悪い。看護師さんに伝えたら自分が吐く息が麻酔の影響で匂っているとのこと。マスクを口と鼻にあてず、ちょっと位置をずらして置いてもらいました。

  • 尿道カテーテル - ベッド上安静なのでこれが必須。この違和感は個人差があるそうですね。私は違和感Maxでした(後述)。

  • 脚の血栓予防の圧迫帯 - 何と呼ぶのが正しいのかわかりませんが、ひざ下から足首までを覆って定期的に空気が入っては抜ける、を繰り返して血行を促してくれます。

  • 心電図?のモニター - 直接身体からつながっているのは、スマホの半分ぐらいの大きさの軽い箱。無線でナースセンターにデータが飛んでいるそうです。最初はこれが付いているのが意識できなかったぐらい軽いものでした。

  • 点滴 - 補液と、抗生剤と、痛み止めと。

上記は上から順に煩わしかったものです。

看護師さんは病室に戻ってからどれぐらいの間横にいてくれたのかわかりませんが、会話ができるようになって「じゃぁ、また30分後に来ますね」と言われたときは不安でしたね。ナースコールを身体のすぐ横に置いてもらっているのに。なお、このころはまだ最高血圧が150を超えていたようです。

手術後3時間が経過したところで(15:30ごろ)、看護師さんに「水分とってみますか?口の中がかなり乾いていると思いますし」と言われました。
術後3時間経過して身体を起こしても頭痛や吐き気がなければ水分補給できる、と聞いていたのでまさにそのタイミングです。

看護師さんが慎重にベッドを少しずつ起こしては「大丈夫ですか?」と聞いてくれます。少し頭痛はありましたが、身体を起こしてもひどくなることはなく、そのまま水分補給ができる体勢まで身体を起こせました。

口の渇きがなくなってもう少し落ち着いたものの、尿道カテーテルの違和感が、どうにも、辛い。昔虫垂炎の手術をした時もこれのお世話になった覚えはあるのですが、ここまで違和感あった記憶はなく。
背中が辛くなるので横向き寝の体勢にもぞもぞと動くのですが、横向きになると尿道カテーテルの違和感はさらに増すのでなかなかの拷問でした。

尿道カテーテルは術後6時間経過して(18:30)、立ち上がっても吐き気やふらつきがなければ(自力でトイレに行けるようになれば)、外してもらえることになっていました。それを聞いた16:00ごろからは、30分ごとに時計を見ては「あと2時間…1時間半…1時間…」ととにかく18:30 を心待ちにして過ごしました。

ついに18:30過ぎに看護師さんが来たときには、片手をあげてガッツポーズしながら「待ってましたぁ~」と言って看護師さんに笑われました。

立ち上がっても吐き気もなく、ふらつきもなく、無事にカテーテルを外すことができました。同時に脚の圧迫帯も取れるので、つながれているコードは点滴と心電図モニターだけになりました。このタイミングで手術着からパジャマへの着替えもできました。

まだ点滴で水分補給をしているのでマメにトイレに行くことにはなり、カテーテルを外した後しばらくは排尿時にピリッとした痛みもあったのですが、とにかく違和感から解放された嬉しさの方が先に立っていたのを覚えています。

夜は何度も目が覚めましたが気分はかなり楽になっていました。





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