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【片側顔面けいれん】入院日記⑦ 入院5日目 大人のシャンプーハット

  1. 【片側顔面けいれん】入院日記① 入院当日|Manbow AT (note.com)

  2. 【片側顔面けいれん】入院日記② 入院2日目=手術当日(手術室入室まで)|Manbow AT (note.com)

  3. 【片側顔面けいれん】入院日記③ 入院2日目=手術当日(手術室入室から病室に戻るまで)|Manbow AT (note.com)

  4. 【片側顔面けいれん】入院日記④ 入院2日目=手術当日(病室に戻って以降)|Manbow AT (note.com)

  5. 【片側顔面けいれん】入院日記⑤ 入院3日目 優等生?とジェットコースター|Manbow AT (note.com)

  6. 【片側顔面けいれん】入院日記⑥ 入院4日目 「針残しておけば良かったですね」|Manbow AT (note.com)


入院5日目(術後3日目)は朝いちばん(6:00ごろ)に鎮痛剤と吐き気止めを点滴で入れてもらうところから始まりました。
朝食の8時ごろまでに薬が少し効いてきて、朝食に出たバナナを2/3ぐらい食べられました。でもまだ、それがやっとでした。

8:30ごろ朝の回診。体調が回復しないので、念のため採血もすることになりましたが、起き上がれたので頭の包帯が取れました。包帯に覆われていた右耳も外に出ましたが、右耳で聞こえる音はこもっていました。包帯で覆われているから聞こえにくかったのではなく、そもそも乳突蜂巣(耳の内側、頭蓋骨に囲まれた空気の入っている場所)に入った生理食塩水のせいで耳こもりがあったのです。乳突蜂巣の大きさは個人差があるそうですが、私は大きいので影響があるでしょうと事前に言われていました。
ちなみにこの症状は術後1か月ぐらいで消えるそうです。

耳の聞こえに関してはその後何度も看護師さんにも確認されました。ボールペンのペン先を出したり引っ込めたりして「カチ、カチ」という音を左右の耳元で複数回立てて、「どうですか?聞こえていますか?聞こえ方にどれぐらい差はありますか?」と聞かれる、というやり方でした。

午前中にもう一度強めの鎮痛剤を点滴で入れてもらいました。薬のおかげで少し頭痛が楽になり、昼食はわずかながら食べることができました

包帯が取れたので、この日のメインイベントは術後初めてのシャワーとシャンプーです。まだトイレに行く以外ほとんど横になっている状態でしたが、初めてのシャンプーは看護師さんがついて指導してくれるということで、午後の適当な時間にシャワー室の予約も入れてくれました。

シャワーの準備は念入りに。ということで。
シャワー時間の30-40分前に鎮痛剤投入。
10分前には点滴の管を外し、点滴針の場所をネット包帯で覆った上からビニールを巻いてテープで止めて、水が入らないように準備。いざシャワー室へ。

看護師さんがどのぐらいの強さでどうシャンプーすれば良いのか実際にやりながら教えてくれました。頭を下げないようにすることと、傷口はやさーしくなでるように洗うことだけ気を付ければ、意外に普通に洗えるんだな、という感じでした。

こんなに泡立たなかったですけどね

ただ、頭を下げないで洗ってもらっているとお湯やシャンプーが結構顔に流れてくるんですよね。大人のシャンプーハットが欲しかったなぁ。あ、でも傷口の位置的に無理か。

初回のシャワー&シャンプーだけは1時間枠を取ってくれていましたが、通常は30分枠。でもドライヤーは部屋でやってよいので、時間は十分でした。

夕食には酒粕汁が出ました。おかずはまだほとんど手を付けられずにいましたが、汁物はがんばっていただきました。「きっとこれ飲めば回復が早いはず!」と信じさせる「たたずまい」がありますね。酒粕汁って。

光刺激はまだ辛く、この日も19時過ぎには部屋を暗くしてしまいました。そんなに早くは寝られなかったですけど。


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