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灼熱のパリから、はじめまして。

Momokoさま

パリ10区、ベルビルのアパルトマン、フランス式6階の自宅は現在33℃。
こちらは数日前からカニキュルと言われる猛暑日が続いていてヒジョーに暑いですが、お元気ですか?

家にいてはゆだってしまいそう、ということで今日は映画館で涼むことにして、フランソワ・オゾン監督の新作Eté 85を観に行って来ました。パリの映画館は月曜朝一の回は割引料金なのでお得なのです、ふふふ。

映画館はさすがにクーラー効いてて快適、そして8月のパリは人が少ないので中もガラガラ。パリっ子はこの時期みんなバカンスに出かけてしまうからね。

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今はパンデミックで、享楽主義のフランス人にもさすがに自粛ムードが漂っていて海外へ行く人は少なくなってるけど、それこそこの映画の舞台になった避暑地の定番ノルマンディーに行く人は今年も多いみたい。

映画は、85年当時に流行ったポップ・ミュージック満載、ウキウキご機嫌な感じで始まるオープニング、海辺で出会う少年二人とイギリス人の少女。とはいえそのままレモンスカッシュのような爽やか展開にはならないの、ぜひ見て欲しい。新人の俳優さんたちみんなフレッシュだけど、特にダヴィッド役のバンジャマン・ヴォアザンがすごく魅力的でした。

さて、遅くなってしまいましたが自己紹介を。パリ在住16年目のAyakoです、はじめまして。
数年前に仕事を辞めてパリのナチュロパシー(自然療法)専門学校に通い、去年12月に晴れて卒業、最終試験に合格。
フランスで自然療法士になったのもつかの間、パンデミックによる外出規制が3月17日から始まり、その後2ヶ月半仕事のない状態で過ごしました。

1週間に一度日用品を買いに出かけるだけの日々も決して退屈だったわけではなく、自分を見つめなおす良い機会にもなったし、趣味にひたすら没頭することもできたしで、一人の時間を堪能しました。

なににも邪魔されず、自分を省みることができたのはもちろんポジティブに捉えているのですが、ずっと家の中にいるのに、どうやってフランス自然療法士として一歩前に踏み出したらいいのか、外の世界へ向けてどう発信していけばいいのかわからないことだらけで身動きが取れずに悶々と過ごしてしまったことも事実です。

そんな折、自由に外に出られないからこそ人が知りたいと思う情報、こんな時代だからこそ発信する意味のある情報があるよ、それを少しづつ紡いで一緒に形にしていかない?と、フランス大好き東京っ子のMomokoちゃんに誘われて、二人でパリ東京往復書簡を始めることにしました。

私サイドからは、普段過ごしているパリのことや、フランス自然療法のお話を軸にお伝えしMomokoちゃんにバトンタッチします。

スローなテンポになるとは思いますが、二人のキャッチボールが長く続けばいいなと思っています。

さて天気予報によると、この猛暑は水曜日まで続くようです。ちなみにパリのアパルトマンには通常クーラーはありません、というかフランスの個人宅にクーラーがついているのを見たことがありません。

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あっちいのでゴジベリーとレモン入りアイスグリンティーいれてみました。






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