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さよなら日本。5ヶ月ぶりのフランス帰国にまつわるエトセトラ。

Hello Momoちゃん

先日5月2日に5ヶ月ぶりにフランスに帰ってきました。
滞在中はたくさんお世話になりました、どうもありがとね。

フランスに暮らすようになってからほぼ20年、こんなに長く日本に滞在したのは初めてのこと。

コロナ禍とはいうものの、年始年末をゆっくり過ごし、本屋さんにほぼ毎日通って本を読んだり、母とたくさん話したり、ずっと疎遠になっていた幼なじみと再会したり、ナチュロパシーのワークショップをしたりと穏やかながらも充実感のある日々を過ごしました。

忘れないうちに、今回日本からフランスへの渡航について情報が必要な方のためにも書き留めておこうと思います。

帰国便はJALの45便で羽田空港第三ターミナル10時40分発

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ひんやりした空港とSF的な人気のなさを想像していたけれど、思ったより人がいました。でもゴールデンウィーク中の日曜日だということを考えるとやはり怖いくらいにガラガラ。

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前日にWebチェックインを済ませていたので、いつもならカウンターで手荷物を預けるだけなのですが、今はその前にコロナ水際対策のためフランス入国に必要な書類を提示するというステップが。

提出したフライト出発72時間以内に実施したPCR検査陰性証明書(11歳以上のみ)と、7日間の自主隔離及び終了時のPCR検査実施等に関する誓約書の内容に不備がないか、JAL係員の方が二人掛かりで念入りにチェック。

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渡航に必要な書類について詳しく知りたい方は、下記の在フランス日本大使館のホームページでみてください。

保安検査場に着くと、前回はなかったボディスキャナーが導入されていて、ちょっとびっくり。手荷物検査は以前のように化粧品など水分のあるものを密閉式のビニール袋に入れる必要はなくなったようですが、私のバックパックは3回もスキャンされて挙句の果てに開けて全部中身を確認されました。

ターンテーブルの周りには、私と同じように保安官に荷物をひとつ一つチェックされている人のちょっとした人だかりが。こんなにお客の人数が少ないのに作業がもたつくなら、人の流れが通常どおりならどうなっちゃうんだろうなーと、うすぼんやり心配しながら仕事ぶりをながめていました。

出国審査が終わったあとは、小一時間、免税店を冷やかすのがセオリーですが、店が軒並み閉まっているので、おとなしく座って搭乗時間が来るのを待ちます。

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機内はほぼ貸切状態。横に2.4.2席並んだボーイングですが、この通り4〜5列分はすべて私のもの状態。私がいたエコノミークラス客室後方部分には5名、前方には3名くらいいたようです。ビジネスとファーストには誰もいなかったように見えました。

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このコロナ騒ぎが過ぎたら懐かしく思い出すでしょうねこの光景。
ちなみにノマドランドが観られたのもお得感ありました。

そうしてあっという間に約8名の乗客を乗せた機体はフランス上空へ。
黄みどりが差し色の幾何学模様のじゅうたん。フランスの田舎。
ただいまー

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長く日本にいたのでちょっと後ろ髪を引かれて、離れるときはしんみりしたけど、パリの空港に着いたらなんだか落ち着く。なんでなんだろうにおい?空気がまるい。やっぱりフランスも私の居場所なんだなー。

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シャルルドゴール空港もやっぱり人は少ない。

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入国審査の警察官のところへ行く前に係員が書類をチェック。
英語で話しかけられたけど、よくわからないのでなんですか?とフランス語で聞くと、あらあなたフランス語できるのね私なんだかぼんやりしちゃってたわー。と笑いながら割とテキトーに書類を見てすぐ通される。
やはりフランス、さすが。

帰国前、私が受けたPCR検査は唾液検体だったのですが、それだとフランス入国の際に空港で鼻腔ぬぐい液検体での再検査をする必要がありそう。と聞かされていたのでちょっぴり構えていましたが、空港内で検査を行なっている様子は見えませんでした。

最後の砦、警察官の入国審査。
狭いブースに4人も警察官が仲良く入っていて、控えめに言って密状態。
二人は仕事中で、もう二人はドーナッツと飲み物を持ち込んでみんなで楽しく歓談中。今食べたいものの話に花が咲いているので、私のパスポートも滞在許可証もちら見でチェック終了です。

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無事スーツケースも回収できました、お疲れ様!

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おまけ情報

前述のPCR検査は、パリの旅行代理店の方に教えていただいたこちらのANAのサービスを利用しました。

安価でサービスもいいのですが、一点だけ。
陰性証明書の検体採取した日の時刻が記入されないので、出国日3日前に検体すると、搭乗前72時間以内であるかどうかが証明できないので、これからこのサービスを利用する方は、zoomでの検体採取予約日を、出発2日前にして検体送付を速達でするのがいいかと思います。ご参考までに。

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また、フランス国外で受けたPCR検査費用は一部セキュリテソシアル(フランスの社会保険)から返金されるとの話を聞いたので、今トライ中です。
確かにセキュリテソシアルのホームページを見ると、返金されると書いてあります。

私もまだ返金されていないので、今後どうなるかはわかりませんが
返金希望の方はPCR検査の領収書が必要なので、必ずもらってください。

現在、帰国後の1週間自主隔離中ですが、自主隔離後はPCR検査が義務付けられているので調べたところ、自宅アパルトマンの隣の薬局でも検査を行なっているのでホッとしているところです。

6月9日以降は、パス・サニテール(健康パスポート)提示で外国観光客も受け入れ可能になるようなので、Momoちゃんももうじきまたパリに遊びに来られるかもしれないね。

日本滞在中は大変お世話になりました。

きっとまたすぐね!

アディオース









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