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自分が見たい世界へのヒントが、少しずつ見えてきた話

Arcana Arcadiaへの鍵は、もしかしたら本当にあるのかもしれない。


きっかけは、去年の七夕の願い事

 去年の七夕に、こんな願い事をした。

ドラゴンと飛行機と魔法の箒が同じ空を飛び、
みんなに合わせようと無理せずにありのままの姿で暮らせて、なりたい自分にもなれる。
そんな世界が、もっとイメージ出来るようになれますように!

 当時の自分は、これから何をやりたいのかがわからなくなってしまったので、
「それじゃあ、自分が苦痛にならずに好きでいられるものや、興味が湧くものってなんだろう?」
 と、改めて知りたくなっていたところだった。

 ……あれから、自分の考え方や感じ方と併せて、
「自分はいったい何が好きなのか?」
を思い出しながら記録していくうちに、
 見てみたい世界のヒントになりそうなイメージが、更に少しずつ浮かぶようになってきた。

※記録の一部は、こちらからもまとめて見られます。
 (Twitterにて随時更新中)


物語ではなく、風景が見たい!

 最近になって、改めて気付いた事がこちら。

○そもそも自分が見たいのは風景で、特定のキャラクターの感情や、人間ドラマによる物語は必要としていない
○キャラクターよりも、衣装やアクセサリー等のデザインに興味がある
○物語を読む事が苦手でも、絵本や児童書は最後まで読みやすく感じる
○面白いものを見て笑いたい欲が常にあるので、
 ストーリーがある作品は、ギャグやコメディの要素があると興味が続きやすい
○自分の好きなデザインで、メモ用紙等の普段使い出来るグッズを作りたい

 ……どうやらこういう事らしい。


自分が好きな世界観って、なんだろう?

「それじゃあ、自分はいったいどんな風景が見たいんだろう?」
 その答えが、
「自分の好きなものが詰まった世界=Arcana Arcadiaを見たい」
なんだろうけど、
 自分が興味を持つ対象に、共通する世界観があるのかと言われると、イマイチよくわからない。

 西洋アンティークの調度品から、近未来的な乗り物やガジェットまで、
 見方によっては、バラバラな世界から持ってきたであろうアイテムを、
 同じ部屋にディスプレイする事は、本当に可能なんだろうか?

 ……そのヒントには、少し心当たりがある。


ヒントは「一見ヘンテコだけど、おもしろそうな日常風景」

 たとえば「よい子への道」という絵本には、
「ことばづかいのわるい石」や「わらいじょうごの王子さま」といった、
謎のアイテムやキャラクターが何の説明もなく登場しているんだけど、
 あくまでも背景は、発売当時の現実世界がベースになっている(ように見える)ので、
 どうやらこの世界の小学生達は、上記の謎の存在達が実在する環境下で、日常生活を送っているらしい。

 「おかしなガムボール」というアニメに至っては、
 もはや住んでる世界を通り越して、それぞれ違う次元から連れて来られたんじゃないかとビックリするほど、
住民や生徒のデザインに、バラつきがありまくる。
 3DCGの恐竜から、実写のバナナまでいるんだぜ。

「最後に、
 この素晴らしい世界に住むその他の友達を、
 みーんな紹介したいと思いまーす!
 ……やめよう、そんなの誰も見ない」

 ここまでデザインが違い過ぎていたら、もうどんなヤツが出てきても驚かないし、
「それなら私も、バラバラに見える好きなものを集めた部屋を作ってみようじゃないか!」
と、一周回って妙な自信とやる気まで出てくる(ような気がする)。

クレヨンしんちゃんの映画も、毎回テーマや世界観が違うから観たくなるんだよなー。


自分の趣味や考え方を、もっと知りたい!

小さい頃から、媒体を問わずに
「なるべく筋の通ったトンチキな光景」
を見るのが好きなので、
大人も子供もおねーさんも、人間もロボットも動物もUFOも、
同じ空間にいる光景を見たくなる時が今でもあるんですが、
自分以外にも、そのような景色を見たくなる人っていますか?

 ストーリーやメインキャラクターの有無はさておき、
「一見ヘンテコだけど、おもしろそうな日常風景」は、
 自分が作りたい部屋や見てみたい世界(=Arcana Arcadia)を知るための、いいヒントになりそうな気がする。
 少なくとも、自分が素直に「面白くて好き」だと感じやすくなる要素のひとつなのはわかる。

大人も子供もおねーさんも、
人間もロボットも動物もUFOも、
宇宙人も未来人も異世界人も、
同じ空間にいる光景を見たい。

そこに優劣や貴賤はほとんど無くて、
人間かそうでないか、多数派かマイノリティかによっていちいち苦悩し続ける訳でもなく、
もともとただ同じ街の住民として、一見ちょっとヘンテコだけど面白い日常生活を送っている。
もしかしたら、私はそんな風景を見る事が好きなのかもしれない。

 自力で何か作ったり表現したりする事が出来なくても、時々見たくなるのは事実だし、
 今はそれに気付けるようになれただけでも嬉しいので、
「自分の趣味や考え方、
 好きなものや素直に面白いと感じられるものを確かめる習慣は、これからも続けていきたい」

と、改めて思った。

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