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独立開業をする時にまず考えること

私が独立してスパサロンをオープンすると具体的に決めたのは2022年の4月くらいです。それまではどんな形でスパと関わっていくかを勤めているサロンと数年相談してやってきました。

独立を決めてからは、退社の意を伝えて、今のサロンと円満な関係を築きつつ、2拠点に働く話をまとめ、独立開業の知識をゼロから調べてながらやってきました。
(円満退社、本当に大事です!気持ちの面もそうですし、必要以上のストレスを感じないで準備ができます。これに関しては、また今度書いてみたいと思います。)

さて、では開業しようと思った時に、
「独立して開業したいんです!」

これだけまず何も出来ないし、正直話が進まないです。

独立開業するために必要な考え方

その想いって他人に伝えても通用する?

自分ひとりが納得できる想いだけでは、自分が思っているより他人を説得できません。

自分が独立開業することで、【どんな人】に【どんな事】をして【どんな風】に喜んでもらえるのかを明確にして、【だからこの事業は成功するんだ】というのを、これから関わる人達に説明して受け入れてもらわなければいけません。

【創業計画書】ないし【事業計画書】がきちんと書ける人間でないと独立してもやっていけないなと、私も書きながら実感しました。

決して難しくはないのですが、きちんと計画書に向き合えているかで、自分自身の考え方、進み方に一本筋が通り、その後やるべき物事が比較的スムーズに進みます。

具体的に事業計画書が必要な場面で言えば、賃貸契約の時にテナントオーナーさんに提出することもありますし、融資を受けるのであれば事業計画書の提出は必須です。

事業計画書は自分のことを知らない誰かに、自分の事業がどういったものなのか知ってもらい、信頼してもらうための書類です。
事業計画書一つで人間性も見られます。
そんな大事なものを適当に書く人にテナントも貸したくなければ、融資もしたくないですよね。
逆に業者さんのように綺麗にかけていなくても、一生懸命、相手に伝わるようにと向き合ったことがわかればOKです。

事業計画書を書く準備に必要なこと

普段文章と接していない人がやるべきことはとにかく書いて言葉を整理することです。
特に美容師は想いで成り立っているパターンが多々あります。
この段階ではまだ計画書用の文章だとは考えず、自分自身の想いを言葉にし、整理しておく作業をしていきます。

・なんで独立開業しようと思ったのか
・どんなことをする事業なのか
・どんな場所で、どんなことを、どんな人に提供するのか
・それによってどんな効果を実感して喜んでもらえるのか
・集客はどうやって行うのか、なんでそのエリアなのか

など、、

まずまだ何も始まっていない状態の時はこのあたりを何回も文章に起こして、その文章が相手に伝わるようにに整理しておくといいと思います。
文章に起こすことで、自分の考えも整理して相手に容易に話しても伝えられるようになります。

事業計画書自体は、こういった事をきちんと考えておけばベースはスラッと記入できます。そこからさらにブラッシュアップして仕上げていきますが、これはまた今度書いていきます。

資金について考えてありますか?

融資を考えているなら絶対しておいた方がいいこと

また後ほどしっかり記事を書こうと思っていますが、
資金問題、なんとかなるだろうはやめた方がいいです。

美容師であればアシスタント時代の適当な生活をしていた心当たりがある方は特にです。低賃金、長時間労働が招く家賃滞納、携帯料金の滞納、公共料金の支払い遅れ、クレジットカードの返済の滞納、もしくは溜まったリボ払い。。

若かったが故に管理が甘くなりがちです。

心当たりが全くないクリーンな方は問題なしです。
少しでも数年のうちに心当たりがある方は信用情報を確認したほうがいいです。

信用情報に傷がついている場合、融資はまず受けられません。
(事情を説明して納得してもらえればいいかもですが、まず難色を示されると思います。)
融資を受けられるよう助けてくれる税理士さんを探すか、
融資を受けないで独立開業をできる方法を探し始めることをお勧めします。
(ちなみに私は税理士さん付けないでやりました。)

リボ払いとキャッシングは早々に払ってクリアしておきましょう。

自己資金にするお金は通帳に少しずつ入れておく

これは独立、開業をする時に初めから考えておけたらよかったな、と思ったものです。家でタンス貯金している方は特にです。また、親が貯めてくれている自分名義の口座がある人もです。

この記事ではざっくりとしか触れませんが、100万円のタンス貯金、親が貯めてくれている自分名義の口座が100万円以上あったとして、それを融資面談の直前に全額振り込んでも自己資金とみなされないパターンもあります。

毎月10万くらいなどを自己資金用に使う口座に計画的に振り込んで【自己資金のために少しずつ貯めた自分の資金】であると言えるようにしてもいいと思います。

私は親が貯めてくれていた自分名義の口座を自己資金としましたが、これを自己資金とカウントしてもらうために色々工夫しました。

今回はここまで・・・

今回はまず、独立開業が頭に浮かんだ段階で、まず考えておくと良いと思った事を書かせていただきました。
次回以降、具体的に説明していきたいと思います。
赤裸々に書きますので有料化する記事もあると思います。

よろしくお願いします。

ayako.

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