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かんだあやこ
2020年10月3日 13:32
初版は2016年の「罪の声」。確か3年くらい前に、新聞の書評で絶賛されていたのを目にして以来、気になっていた本でした。昭和の怪事件「グリコ事件」をモチーフにしており、事件の時使われていたテープの声の主が小さい頃の自分だと知ってしまった俊也と、年末の新聞企画でグリコ事件を取り上げるのでおもしろエピソードを書けと急にむちゃぶりされた新聞記者(文化部)の阿久津。二人の主人公が、両方向から事件の真相