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《世界史》

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#ロシア

《世界史》ソ連建国の父 レーニン

《世界史》ソ連建国の父 レーニン

こんにちは。
Ayaです。
今日から2回に分けて、ソ連の指導者レーニンとスターリンについてまとめます。また註釈ばかりになるかと思いますが、ご容赦ください。

ウラジミール・レーニン(1870〜1924)

ウラジミール・レーニンは1870年ロシア帝国の教師の家庭に生まれます。父は元農奴の下級階級出身でしたが、教師なり、最終的には貴族の称号も得た苦労人でした。両親は熱心な皇帝崇拝者でしたが、兄アレク

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《世界史》アレクサンドル2世とアレクサンドル3世皇后マリヤ・フョードロヴナ

《世界史》アレクサンドル2世とアレクサンドル3世皇后マリヤ・フョードロヴナ

こんにちは。
Ayaです。
今日は解放皇帝アレクサンドル2世についてからまとめます。

アレクサンドル2世(1818〜1881)

アレクサンドル2世は1818年ニコライ1世の息子として生まれます。父の崩御後即位しますが、莫大な賠償金や近代化の遅れなど問題が山積していました。
近代化において工業生産が必要不可欠でした。しかし、当時ロシアではほとんどが農奴として生活していたため、工業生産に人手がまわ

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《世界史》ナポレオンの宿敵アレクサンドル1世

《世界史》ナポレオンの宿敵アレクサンドル1世

こんにちは。
Ayaです。
今日はエカチェリーナ2世の息子パーヴェル1世の即位から取り上げます。

パーヴェル1世(1754〜1801)

パーヴェル1世はピョートル3世とエカチェリーナ2世の間に生まれましたが、誕生時からエカチェリーナ2世の愛人の子ではと言われていました。このためかはわかりませんが、母エカチェリーナ2世を嫌い続けていました。エカチェリーナ2世も彼が幼いときに取り上げられたためか、

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《世界史》僭称者たち

《世界史》僭称者たち

こんにちは。
Ayaです。
1598年フョードル1世の死を受けて即位したボリス・ゴドゥノブですが、しばらくすると噂を耳にします。なんと死んだはずのドミトリーが生きていたというのです!

偽ドミトリー1世(?〜1606)

ボリスがその存在を確認したのは、1600年ごろと言われています。無論ボリスはドミトリーの生存を否定し、彼を"偽ドミトリー"と呼びました。彼を殺害するため暗殺者が放たれましたが、彼

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《世界史》イワン雷帝

《世界史》イワン雷帝

こんにちは。
Ayaです。
今日から2回にわたって、ロシアのイワン雷帝からロマノフ朝の成立についてまとめます。
昨日の投稿に予告を入れたらロシアが引っかかって、注が入ってしまったようですが、気にせずにいきます!

イヴァン雷帝(1530〜1584)

イヴァン雷帝は1530年モスクワ大公ヴァシーリー3世の息子として生まれます。父の急死により、3歳で大公に即位します。勿論親政を行えるはずがなく、母が

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