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もうすぐ出産を控えている妊婦さんへ~産前産後の植物療法(フィトテラピー)~


今、職場に奥様が妊娠中というスタッフがいます。
奥様の話を聞いたら、今月が出産予定日、そして初産という事で、とても神経質になっているそうです。

それはそうですよね。
ただでさえ、未知への挑戦で緊張しているのに、今はコロナウィルスの影響で生活に色々制約があるんですから。

お腹の子を守るためにも『なんとしてでも感染してはいけない』という気持ちは、相当なプレッシャーだと思います。

そして、同じような妊婦様は沢山いらっしゃると思います。

そんな方々のストレスが少しでも和らぐように、私に出来ることはないかと考えました。

やはり私に出来ることは、植物療法(フィトテラピー)を使ったケアを発信し続けることだと思いました。

私が実際、産前産後にしていたケアを含め、おススメのケアをこれからまとめていきますので、是非ご覧ください^^


~産前に、出産~産後のママの心身ケア用品も準備しておく~


私が第1子を生んで思ったこと。

それは、産後の自分のケア用品を産前にしっかり用意しておけば良かった!ということ。

そして、第2子を生んで思ったこと。

産後ウツになった第1子の時と、植物療法(フィトテラピー)を取り入れた第2子の「フィト出産」では、出産~産後の心身の状態が全然違ったので、植物療法(フィトテラピー)は産前産後ケアとしてとても有効だったということ。

私の出産体験記はこちらに書いております。⇓⇓


産前に赤ちゃん用品を揃えるという事は皆さんされていると思いますが、案外ご自身のケア用品準備は後回しになっているのではないでしょうか?


私はそうでした。
というか、基本的には「事が起こってから考えよう!タイプ」なので、「無事に出産をする」ということがゴールになっており、その先のことは全く考えていませんでした。


ですが、産後は想像以上に赤ちゃんのお世話に時間が取られるのと、体調の回復まで1か月程度はゆっくり休む必要があるので(出産は交通事故にあったのと同等のダメージとも言われます)、ケア用品を買いに行けなかったり、ネットで探す時間もあまり取れませんでした。


因みに、私は時間の使い方がすっごくすっごく上手ではないので、歯磨きする時間さえもどこで取ったら良いのかわからない状況でした(笑)


ですから、妊婦さんには、赤ちゃん用品の準備と共に、ご自身のケア用品も出産前の大切な準備の1つとして、このブログを参考にして頂けたら嬉しいのです♡

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~妊娠37週に入ったら準備しておくと良いもの~


正期産と呼ばれる妊娠37週に入ったら、いつ生まれても良いように、先ずはアロマオイルを準備しておくことをおススメ致します♪

こちらは、私が実際に使用したもので、産院にも持ち込んだものです。

コメント 2020-04-12 114046


◆出産前の不安を和らげる
◆陣痛が始まった時に分娩促進をしてくれる
◆産後の興奮や緊張の緩和、抗うつ、安眠

の目的のためにブレンドしました(*^-^*)


ホホバオイルベースに、ジャスミン、クラリセージ、ローズ、イランイラン、ユズを入れた濃厚フローラル系です🤰


~37週以降の妊婦さん用アロマオイルの作り方~


妊婦さん用オイルの精油濃度は0.5%が目安です。
例えば、50mlの植物油(ベースオイル)でしたら、精油は5滴入れます。


レシピ0.5%濃度アロマオイルの


①の植物油は何でもOKですが、ホホバオイル、マカデミアナッツオイル、スイートアーモンドオイルなどがおススメです。

②の精油は、オススメは、ジャスミン、クラリセージ、ラベンダー、ローズ、イランイラン、ゼラニウム、ユズ、ベルガモット、オレンジ・スイートなどです。(これらの中から2~4種類を目安に選んで入れます。)

ビーカーが無ければ、遮光瓶の中に直接植物油を入れ、その中に精油を入れtてもOKです!
全てを入れた後、瓶を振って中身を混ぜれば完成です!

<使い方>
オイルを、首~デコルテ・お腹・腰に塗布して使います。

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第2子の時に助産師さんにアロマオイルの持ち込みについて相談したところ、病院でも分娩時のアロマグッズを用意しているようで、持ち込みはオッケーとのことでした。

が、病院によってはNGなところもあるかと思いますので、事前に相談をしてみてください(*^-^*)


~どこで買ったら良いの?~


そして、最近「精油やハーブはどこで買ったら良いですか?」というご質問もよく頂くので、私がよく使っている購入先も下に載せますね(*^-^*)


植物オイルと精油はMont Saint Michel(モンサンミッシェル)のものをよく使っています。
こちらは、私が以前勤めていた会社でございます~☆彡⇓⇓


遮光瓶は、Amazonで買うことが多いです。


更に!!ここからは、今回おススメしている精油を使って、状況に応じたレシピを具体的に「3つ」ご紹介致します!

また、上記の3つのレシピを含む8枚のスライドが付いたパワーポイントも添付致しますので、加工・編集したり、周りの妊婦さんにプレゼントしたり、セミナーで使ったりと、ご自由にお使いくださいませ(*^-^*)

力を入れて作りましたよ( *´艸`)

是非ダウンロードして沢山ご活用ください♪♪



さて!ここからはの3つの状況(産前・出産時・産後)に応じて、精油の作用も見ながら具体的なレシピをご紹介致します。

~出産前の緊張緩和オイルレシピ(0.5%濃度)~

コメント 2020-04-14 061802

※画像が荒く見えにくい部分は、是非最後に添付されているパワーポイントの添付データをダウンロードしてご覧ください。

まずは、出産前に使うオイルです。
抗うつ作用や、精神を安定させてくれる作用を持つ精油のブレンドです。

ベルガモットは、紅茶アールグレイの香り付けに使用されていることもあり、とても親しみがあり、いろんな方に受け入れられやすい香りではあるのですが、光毒性(ひかりどくせい)があるので少し注意が必要になります。

【 光毒性(ひかりどくせい)とは 】
光毒性とは、(精油などの)光感作物質を肌につけた状態で日光に当たることで、「色素沈着(シミ)」や「炎症」などの皮膚トラブルが起こること。精油に含まれる成分が紫外線に反応することで起こります。
(公社)日本アロマ環境協会HPより抜粋

肌に塗布する場合は、夕方以降に使用するのが安心です。

但し、日中でも安心して使えるように、ベルガモットから光毒性のあるフロクマリンという成分を取除いた、下のようなベルガモットFCF(フロクマリンフリー)という精油もあります。

ベルガモットFCF(フロクマリンフリー)には基本的には光毒性の心配がありませんので、日中に使用したい際には、こちらがおススメです。

また、私が良く使っている、モンサンミッシェルのベルガモットもフロクマリン類ベルガプテンが検出されておらず、光毒性については基本的には心配ありません。


~陣痛促進オイルレシピ(0.5%濃度)~

コメント 2020-04-14 061843

次は、陣痛時に使うオイルです。

ジャスミンとクラリセージに陣痛促進の作用があります。

特に初産だと陣痛の間隔が狭まりにくかったりもすると思うので、陣痛が始まったら腰やお腹周りにタップリ塗ってください。

鎮静作用(興奮をやわらげて落ち着かせる作用)もありますので、少しでも陣痛の合間に香りでリラックスして頂ければと思います。
(経産婦さんから、実際はそんな余裕ないよ~!という声も聞こえてきそうですが、、えぇ、そのお声はよ~くよ~くわかります( ;∀;))


~産後の不安緩和オイルレシピ(0.5%濃度)~

コメント 2020-04-14 061924

最後は、出産後に使うオイルです。

私は、個人的には出産後にかなりアロマに助けられました。

第1子の時は、分娩所要時間が30時間・・・
それはそれはもう、ヘトヘトデシタ。

なのに、寝たくても眠れないのです。
体はクタクタなのに、頭はスーパーハイという感じでしょうか。

でも、休まなければBabyのお世話はすぐになってきます。

ですから、第2子の時は、出産後に病室で寝ながらオイル瓶のキャップを外し、鼻を近づけクンクン香りを吸入していました(笑)

傍から見るとかなり怪しいですが、おかげでリラックス出来て少し眠れました。

体調が回復し、上体が起き上がれるようになってきたら、デコルテなどに塗って香りを楽しんでください(*^-^*)


下のデータには、レシピ以外にも9種類の精油効能一覧も入っています。
ご活用頂けたら嬉しいです。

それでは、長い文章を読んで頂きありがとうございました。
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