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生まれるまで28日と妊娠するまでの話①

今日で10ヶ月に入りました
振り返れば早いようなやっとかといった
まだ産むまでも産んでからもわからない

内側からガシガシ蹴られまくり
そろそろ外の世界に出る準備も赤ちゃんは始まるのかな

元々私の妊活は
去年の夏くらいからゆるくスタートした

2年前まで私自身、うつで働いておらず
ずっと家にいて家事をやって終わる日々
勿論薬や病院のおかけで症状自体はよくなっていたし
先生からも『働いて見たら?』と毎度カウンセリングで働ける状態まで良くなっていると言われていたので
意を決して職場復帰を果たすことになる

結婚も子供もできたらしたいし欲しいと思っていた。
長女で妹の面倒、下の子を面倒みたり、後輩にしろ頼られる場面が多かったりいとこの子供と何時間も我を忘れて遊ぶことも苦じゃなかった
おじいちゃんが病気になり介護が必要なときもお世話をしていた
自分が誰かのお世話をすることが苦ではないし、それが結婚した旦那との子供が出来たら幸せだし素直に欲しいと思った
それは旦那も同じだった

今から6年前に29歳で同い年の旦那と出会い
一年半で結婚をした
当時はアパレルでフルに働いていて結婚してからもしばらくは共働きで働くつもりであった
タイミングよく結婚と同時に異動が決まった
ここからが私のうつライフのスタートであった
慣れない結婚生活、早番なのにバックヤードの整理をやらされ帰れず帰りが遅くなる日々、人が足りず残業、年末年始休みもなく、プレッシャーや怒られてばかりの毎日で私の限界は半年できてしまう
ある日ストレスで胃腸炎になり、休みを取るにも
『一日だけ次の日から来て』と言われた
旦那は行かなくていいと制するも私は妙な責任感と疲弊した脳みそで正しい判断が出来ず言われた通り次の日に出勤をした
トイレで吐いては戻り服を売り、早退も簡単に出来ず夕方になりやっと帰ることができたが泣きながら帰った記憶がぼんやりと覚えている

変わらない激務、食欲も落ち、そのかわりにふえる酒
よく仕事から帰ったらスーパーで缶チューハイを買って毎晩飲んでいた
とにかく帰る時間帯になり駅につくと無性に酒が飲みたくなるのだ
元々旦那は酒を飲む人で、私はちょっと飲むくらいだったが徐々に増える量に対してあまり気にしてはいなかった

異動してから一年たったある日
(辞めずによく一年働くっておかしい)
前の店舗で仲の良かった人が異動をして配属が決まった
個人ミーティングで今まで誰にも言えなかった悩みを始めて伝えるのであった
親身に話を聞いてくれて色々改善をしてくれたし他のスタッフからも不満がでていたこともあり、色々変わり始めていた
私自身もこの時のことをあまり覚えていないんですが

最後は、ある日出勤をして過呼吸になってしまいそこから家に帰りそのまま休職になった記憶がうっすら残っている
心療内科を受診、うつと診断された
傷病手当をもらいながら休職を2ヶ月し、店舗を変えてもらい短時間勤務から復職した
体の異変は変わらず売り場に立つと震えや緊張、思考が止まり、帰りの電車も駅に着くまでが長く、一本や二本電車を見送りベンチに座ったまま体が動けないといった状態が続いてしまっていた
自分でも戻ることも、働ける状態ではないことがよくわかり本社の人と何回も話しそのまま退職することになった
話すと長くなってしまうので割愛するが
辞めてから自宅療養するにしても大変な状態であった
一時期実家にも帰ったし、旦那も私のせいでストレスが極限状態になり離婚の危機まであった

そもそもこんな状態で夫婦としてもやっていけず
子供は持つことなんて到底無理だし
私自身持ってはいけないと考えていた
育てることもしちゃいけないし
きっと生まれてくる子供が可哀想だと
旦那とも夫婦二人で生きていくことも話していた

結婚とうつを患って3年目が経った
ある機会に病院を変えて、更に引越しをした
前に通っていた病院が合わなくなり
新しい心療内科へ転院をすることになる
そして新婚生活とうつを味わった思い出深い場所からも心機一転引っ越すことにした
環境は変わり、私自身の変化を恐れていたが
何も変わらなかった
新しい先生は話をよく聞いてアドバイスをしてくれるし薬も適宜に変えたり私の生活や私を一番に考えてくれる病院であった

今までは家事すらできない
いや生きることさえできていなかった
朝から身体が鉛のように重く
起き上がれないが普通で
常に消えたいことしか浮かばず
表情もなく、何もないまさに”無”であった

そんなどん底だった私が、3年目にして
薬とカウンセリングを受けながら
徐々に朝から動けるようになり始めた
一通りのことは出来るようになっていたし
ご飯を作ることが楽しかったり
テレビを見て笑うことができていた
むしろ時間があまりはじめていたから
何かしたいとも考えていた

そんな時、診断で先生から言われた
『そろそろ働いてみてもいいんじゃない?』と
言われたことが後の妊活と妊娠に至るタイミングであった

長くなるのでまた明日綴りたいと思います

しかし、膀胱が圧迫されトイレが近すぎて
外出するとすぐトイレに行きたくなるのなんで笑

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