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2リットルのコーラと修学旅行 #子育て①

修学旅行の荷物として、息子が2リットルのコーラを準備していた。
確かに渡された持ち物リストに、「ペットボトルの飲み物」とある。

その発想力に驚くというか、本人は先生にも確認した!といたって大真面目な顔で、あきれる私を猛攻撃してくる。私は持ってくな、とは言っていない。ただコーラは喉が渇くよと教えているのである。息子にしては準備に文句を言われたと思ったのだろう。一気に不機嫌になってしまった。こうなると、なかなか機嫌が元に戻らない。

大人は「ペットボトルの飲み物」とあれば、まだ暑いから水分補給用に水かお茶を準備すると思う。しかし、中学生の息子は宿泊先の部屋でみんなで飲む飲み物を準備した。その証拠に、2リットルコーラの横には紙コップまで用意されている。


子どもの考えることと、大人の考えることには大きな開きがある


子どもの考えることと、大人の考えることには大きな開きがある。彼なりに考えて、2リットルのコーラを準備したのだと思う。みんなでコーラを飲みながら、トランプやボードゲームをする光景を思い浮かべたからこそ、コーラを買ったのだと思う。

彼の行動には驚いたが、私が用意した水とお茶の500mlのペットボトルも荷物として詰めていた姿をみたら、まだまだ可愛いなと思ってしまった修学旅行前夜の話。修学旅行を楽しんできてほしいと思う。


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