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「もしかして」と思えなかったときの後悔

昨日の夜、何年ぶりかに観劇の予定がありました。

以前は好きでちょくちょく見に行っていたのに、体を壊して休職してから、ちゃんとした舞台のチケットをとるなんてできなくなってしまい、妊娠出産育児でいつの間にか時が経ってはや数年。

席を抑えたのは数ヶ月前だったので正直実感がわかず、楽しみな気持ちよりも夜外出することへの不安の方が大きい。朝からなんだかそわそわしていました。

いつもより早めに娘をお風呂にいれ、身支度をしていざ出発。さすがに少しは期待が高まってきました。

劇場は、都心のおしゃれな街中にあり、きらびやかなビルのイルミネーションに感動しながら歩いていくと、劇場には全く人だかりがありません。

あれ、入るまでも混み合うと聞いていたのだが...…と少し不安になりながら入口のドアの前に行くと、なにやら張り紙が。

「中止」

え…………

こちらに気付いた係員のお姉さんが中からできて、出演者のコロナ感染により公演は一旦停止している旨を説明してくれました。チケット代は払い戻しだって。この情報はホームページのトップに公開されているとのこと。

全くチェックしなかったよね……。この状況ならいつ中止になってもおかしくないのだから、懸念しておくべきだったよね。バカだったなぁ...…。

この辺りでご飯を食べたりお茶をしたりする気にはなれず(お金ないし)、体力的にも余裕はないのでそのまま帰って普通に娘を寝かしつけ自分も寝ました。

電車賃を無駄にして疲れて帰ってきただけだった(笑)けれど「なんで公演情報をチェックしなかったんだろう」と悔やんでも時はもどせませんしね。

良かった点を強いて言えば、それなりの格好をして夜外出する、という感覚を久々に味わえたこと。コロナも怖いけれど、ちょっとずつこういう機会を作れたらよい気分転換になるなと思いました。

その気持ちが思ったより大きかったのか、劇を見られなかった悔しさが意外と小さかったです。あまりにも久しぶり過ぎて、現実味がなかったのもありますね。

そんな時もあるよね。

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