コロナ後 半年ぶりのパリ
梅雨のない初夏のパリに、半年ぶりに上陸。
私の住むパリ郊外の街とはまたちょっと違う空気と景色があって、パリでも、コロナと共同する新しい日常が始まっていた。
たまに見かける謎の何でも屋で、マスクが売られてる!
展示が雑でダサいのがパリのリアル下町風で良い。カツラさえ着けてもらえてないものね。
街行く人がつけているマスクは案外、手作りしたものをしてる人も多い印象。
交通機関の様子
(公共の交通機関はマスク着用とディスタンスが義務に)
これは地下鉄。午前11時頃。
通勤ラッシュ時間に混雑しないように、その時間帯だけ通勤証明証のようなものが必須(後にこれも解除)。
交通機関も間引き運転らしいが、地下鉄やバスはじゃんじゃん走ってる。
こちらはバス。
この日の気温は30度で、マスクすると暑くて苦しい。バスの中も蒸し風呂状態。それでも皆さん、ちゃんとマスクして距離を保ってる。席も隣り合わせにならないように、戸惑いながら選んでる人ばかり。
案外、パリジャンたち、新ルールを守っている様子。
ちなみにこの日は、レストラン&カフェのテラス営業解禁。
結構人がいる。
パリのテラスでお茶をしてみたら
パリ特有の小さなスペースに、小さなテーブルが入り組んだテラスでお茶をする気になれず、結局、だだっ広くて人がテラスに一人も座っていなかった「バーガー・キング」でお茶をした。
注文&支払いは人を通して行われない。
店に入るときに、設置されている消毒&ビニール手袋着用をし(マスクない人は店員さんにもらってた)、液晶画面で注文&支払い(これは前からどこのファースト・フード店でも同じ感じ)
商品の手渡しだけ人からで、店の外で待つ。
おお、安心。
ただ、注文したカプチーノがぬるいというか常温だった!
機械が故障してるんだろうなぁ。。。
さすがパリだけあって、のお見事なオチ。
また店に入って、文句言って、温かいカプチーノがでてくるか分からない手間を考えると、もう常温カプチーノでいいや、と諦めて飲む。
ともかく、こんな具合なので、久々に開店するレストランカフェに行く気がしない。
コロナ感染の問題よりも、店側が古いストック食材を出してくるとか、働くのが久々過ぎて人間が色んな誤爆を起こして、何を出されるかわからない不安大がきいから。
とりあえず、1週間は様子見しよう。
パリから我が家に戻り、夜寝る時間になっても、近くのカフェやレストランのテラスで人がわんさかいて盛り上がっている声が深夜まで続いていた。不思議とあんまり嫌な気もしない。
夜、こんなに人の盛り上がる声が窓の外から聞こえてきたのは3ヶ月ぶりくらいだなぁと思いながら、心地よく眠りにつけた気がする。
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