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月に50本動画編集をしている私の仕事受注3パターンを解説【営業活動なし】

こんにちは、Ayaka(@aaa_1205)です。
2019年4月にフリーランスになって、約1年4ヶ月経過しました。Webデザイナー歴は約8-9年ですが、実は動画編集を本格的に始めたのはフリーランスになってから。でも、いまは動画編集の仕事をメインに売上を上げています。

この記事では、動画編集の仕事受注方法や仕事の流れ、動画編集者として大事だと思うことなどを解説していきます。


動画編集の仕事はどのように獲得するのか

私の仕事受注3パターンを解説

私が動画編集の仕事を受注している経路は主に以下の3パターンです。

1. クリエイターとして登録している動画制作会社からの依頼
2. 元々働いていた会社の同僚や先輩からの依頼
3. 業務委託として曜日/時間固定で決まったクライアントからの依頼

順番に解説していきます。


1. クリエイターとして登録している動画制作会社からの依頼

動画制作会社だけでなく、フリーランスへの案件紹介をしている会社なども多数あります。
私はそのような会社に片っ端から登録しています。

「動画制作会社 クリエイター登録」などで検索してみると、
クリエイターを募集している企業が結構でてきます。

企業によっては直接面談が必要だったり、ポートフォリオ提出が必須だったりします。
※今の状況だとオンライン面談でも可など企業によってそれぞれの対応が異なるので、ご自身でご確認ください。

なので、一定のスキルがあることを証明できれば登録できますし、
自分自身の得意分野やこれまでの経験などを加味して案件をご提案いただけます。

このように、フリーのクリエイターへ制作を外注するスタイルの制作会社は
常にクリエイターを求めているので、積極的に登録しましょう。


2. 元々働いていた会社の同僚や先輩からの依頼

私はIT系の企業に24歳くらいから出産するまで務めていたので約8年間は会社員でした。
その間、転職もしてますが、前前職・前職で一緒に働いていた同僚や先輩からお声をかけていただくことがあります。

でも、毎月のようにある訳ではなく、かなり不定期。

なので、ご相談いただいて制作内容やボリューム、納期や予算などをざっくりと確認し、対応できそうであればお請けします。

・教育系のマニュアル動画制作
・新規アプリプロモーションの動画広告制作
・Youtube動画の動画編集作業

などなど、ご相談内容はさまざまです。


3. 業務委託として曜日/時間固定で決まったクライアントからの依頼

フリーランスになりたての人におすすめなのは、こちら。

特定の企業から継続的に仕事を請け負い、企業のオフィスに常駐したり、
曜日・時間固定で特定の企業のお仕事をするので、会社員と同じような働き方ではあります。

「それだと、フリーランスとして働く魅力が半減してしまうじゃないか」と思われるかもしれないですが、営業活動をせずとも仕事がある状態、というのはとてもありがたいことです。
軌道に乗る前の1〜2年、このような働き方を視野に入れるのはアリだと思います。

・経験が浅くまだ個人ではなかなか仕事を獲得できない
・フリーランスでもなるべく安定的な収入を得たい
・営業活動して仕事を受注するのが苦手

という方にはおすすめです。

メリットとして、
・仕事が必ずあるので収入が安定しやすい
・多くの経験を積みやすい
・クライアントと直でやりとりするケースが少ない

デメリットは、
・決まった曜日/時間は拘束される
・場合によっては企業に常駐しなければいけない

とかでしょうか。

週2〜3日はこのスタイルでベースの収入を作りながら、他の空いた時間でスキルアップに努めたり、質の高いポートフォリオを制作するなど地道に続けていれば、単価の高いプロジェクトを獲得することもいずれ可能になるでしょう。


動画編集の仕事の流れ(私の場合)

動画編集の仕事、受注したのは良いものの、その後どうやって進めてるの?と思う方もいるかと思います。

私は動画広告の制作を主にやっているので、その事例をもとに解説を進めていきます。

■動画編集の流れ

1. 仕事の依頼/相談を請ける
2. 目的/ターゲット/納期/予算/素材等の要件定義
3. クライアントとのキックオフ
4. ラフ案の提出
5. フィードバック&修正
6. 本番の制作
7. フィードバック&修正
8. 最終確認/納品

ざっとこのような流れで仕事をしていると思います。
時と場合によって、2や3が一緒になったり4がなかったりするときもあるので一概には言えないのですが、あくまでも参考程度に。

必要な部分だけピックアップして説明していきますね。

目的/ターゲット/納期/予算/素材等の要件定義

プロジェクトをすすめる上で最も重要な工程とも言える部分です。
まず、動画広告を作るその”目的”は何か。”目的”を関係者全員が同一認識でいることが重要です。

・なぜ、クライアントは動画広告を作りたいと思ったのか
・その動画広告を使うことでどんな結果をもたらしたいのか
・クライアントのサービスや商品をどんなターゲットに届けたいのか
・現状の課題を認識し、課題を改善するためにどんなアプローチが効果的と思われるか
・課題を改善するためには動画の方向性はどうするのがベストか

このようなことは、クライアントとのキックオフでおおかた固められますが、
その前に事前情報をもとに自分で考えをまとめておく、自分の意見を持っていくというのが私は大事だと思っています。

その上で、クライアントの課題や悩みを聞いて、これまでの背景を理解してから”目的”を改めて言語化し、クライアントも制作者も、代理店の担当者も、同じ目的意識をもつ、というのがまずスタート地点です。


ラフ案の提出

ラフ案はどこまで作り込むのか、これまた時と場合によって判断が必要です。

例えばクライアントが「動画制作を依頼すること自体初めてです」という場合は動画のイメージがまったく湧かないというケースも考えられます。

その場合、絵コンテでこういう構成にしましょう、と言っても完成イメージは伝わらないでしょう。

であれば、ラフ案の時点で必要な要素とコピーを入れ込んだスライドショーのような動画にしたものを一度見ていただいた方が、「こういうタイミングでシーンが切り替わるんだな」「ここのコピーは重要だからなるべく長めに表示したい」とかそういうお話ができるようになります。

なのでラフ案はどんなクライアントか、どんな状況かによって私は臨機応変に作り込み具合を変えています。


月に50〜60本の動画編集・制作をしています

私は今、月に50〜60本ほどの動画を制作しています。主に動画広告なので尺は10〜15秒ですが、中には30秒〜1分ほどの長尺のものもあります。

営業活動せずに仕事を受注し月収100万近くまで達成

上記で解説した受注3パターンで、できるだけ自分から営業活動をせずに
仕事が自動的に入ってくるような環境を作り、波はありますが月収100万弱まで達成しました。

月収の割合としては、

クリエイターとして登録している動画制作会社からの依頼:4割
元々働いていた会社の同僚や先輩からの依頼:1割
業務委託として曜日/時間固定で決まったクライアントからの依頼:5割

今はこんな感じです。
今後は、できるだけ業務委託を減らし、私個人宛てにプロジェクトのご依頼・ご相談が来るよう、まだまだスキルアップと経験数を増やして、単価アップをしていきたいと考えています。

動画編集者になるためのステップ

動画編集者になるためのステップとして必要だなと思うのは、

・必要最低限、動画編集ソフトを触れるようになる
・自分をアピールできる作品やポートフォリオを作る
・いきなりフリーではなく会社員として経験を積む
・または副業として本業の傍ら実績を地道に作っていく

このあたりはマストな気がします。
経験が浅い場合、ポートフォリオでその人の実力を測るしか他に術がないので
やはりポートフォリオや自分の作品集のようなものは必ず用意します。

私も以下のようなものを作ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=xbRpAGtlP7U

また、これらは自分をアピールするツールなので、スキルアップとともに
ポートフォリオもアップデートしていかなければと思います。
1年単位とかでまた新たに作り、youtubeやvimeoなどにアップしていくと
誰かが見てくれていたりします。

そうすると、思わぬところで仕事の相談をしていただけることもあるので、
SNSも積極的に活用した方が良いですね。SNSの運用は私もまだまだ勉強中。。。


どんな動画編集者になりたい?

最後に、どんな動画編集者になりたいのか、自分の中でイメージを描くことも大事だと思います。

私は広告代理事業のWebデザイナーの延長で、動画編集のスキルを身につけたので、今は動画広告を主に制作しています。

今後は広告だけではなくモーショングラフィックやイラストアニメーションなどを使う長尺の動画編集・制作をしたいと思っているので、今はそういったインプット・アウトプットを重ねています。

動画でどう社会にインパクトを与えたいのか、どんな映像を創り人にどんな影響を与えたいか、自分自身と向き合って具体的な理想像を描くことも、スキル習得と同じくらい大事だと思います。

さいごに

フリーになって約1年半でいまの状況を作り、なんとか仕事に困らないようになりました。
また、同じクライアントからリピートしていただけることも増えました。

今後も自分の価値を高め、仕事の質をあげていきたいし、そのインプットをnoteやブログなどでアウトプットしていければと思います。
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今後も記事を書く原動力になります^^ではまた〜!

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