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不思議な夢のことと、繋いでいくこと


3年ぶりに大泣きをしました。
先日、県で主催をしている「食材王国みやぎ推進優良活動表彰」にて大賞を受賞いたしました。
2019年にG20や新東北みやげコンテストがあってからずっと、長いトンネルの中にいるような感覚でした。世界が灰色のような。(きっと私以外の方には分かりづらい例えですね笑)
2019年に色々なことがあり、さあ2020年はもっと飛躍の年に!と思ったらコロナウイルスが蔓延して何もできない日がつづきました。せっかくいろんなチャンスを頂いたのに形にできず、掴めない自分がとてもいやでした。
毎日が悔しくて、表面的には大きな失敗などはないのですが自分ではダメに感じてしまって悲しくてふさぎ込むことも増えていきました。
ある日生きているのもいやになって、何をするのにもやる気をなくした時期がありました。頭の中が「消えたい」とか「助けてほしい」という思いだけになってしまったのです。「こりゃまずい」と思い相談できる場所を調べて行きました。ですが行ってみたら「あなたは強いから自分でなんとかできる」ということを言われて拍子抜けをしたのを覚えています。その場では笑顔をつくって感謝して帰ったけど「辛いからきたのになあ」と帰りの車で1人で悲しくなったのでした。
でもその時「この明かりのない灰色の世界を救えるのは自分しかいないんだな」と変に納得したのも覚えています。
2021年に親戚のお通夜に行った日の夜、私は夢を見ました。
亡くなった本人に「朱夏もこっちに来るか?」と言われたのです。私は夢の中で頭をぶんぶん振って「まだ生きたい」と言いました。夢から覚めた時は「変な夢見ちゃったな」くらいだったけどその後すぐに自分の体に腫瘍が5つあることがわかり(2つと言われていた腫瘍は結果5つでした笑)急遽手術になった時は「生かしてもらったんだな」と感じました。(私には霊感とかは皆無です)
そして「そうか私はまだ生きたいんだな」と感じました。

石巻市桃生町に建てた工場「kitahanone」

今回の表彰は私にとってはとても大きなことです。
苦しかったけど、しっかりと自分たちの取り組みを見ていただき評価をしていただけて心から嬉しかったです。
私がしたいことは、自分たちだけが良くなるのではなく周りの人たちも笑顔にしていくことです。そして次世代に受け継いでいくことです。
まだまだ時間はかかりますが必ずやり遂げたいと思います。
やっとスタートラインにたてたぞ!という感じ。

ここまで心をたてなおした自分は偉い!よく生きている!本当に偉いぞ自分!とたまには自分自身をよしよししたいと思います。
そしてまた人の気持ちをわかれるようになれたのだという気がする。
支えてくれる家族に感謝をしながら、kitahaチームに感謝をしながら、地域の人たちやお客様に感謝をしながらこれからも走りたいと思います。

今年もあと1ヶ月!
体調万全にして乗り切りましょう!






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