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【ビギナー向け】クラリネットリード<素材・役割>徹底紹介!

日々、音楽を楽しんでいらっしゃいますか?

音楽とは異なりますが、最近セーラームーンコスメにハマっています笑

思いっきり世代なので、、、ついパケ買いしてしまいますね( ̄◇ ̄;)
だってかわいいんだもの、、、、
↓クリスタルスターコンパクトと、コズミックハートコンパクト!!
イッツデモで購入できますよ!!!(笑)このクオリティは神!!!


さて、そろそろ本題入りますわよ!
今回は、木管楽器には欠かせない「リード」にフォーカスして、役割や素材について触れていきたいと思います!!!

とはいえ、何回かこのブログでもリードについてや奏法のポイントをお伝えしてまいりました。
今回も一部重複する点はあるかと思いますが、まだまだ伝えきれない部分もございますので、おさらいがてら読み進めていただけたら嬉しいです♡

リードに関して興味・関心を持っていただくことで、より自身の音色が変化してくるかもしれませんよ!?

<リードの素材を改めておさらい>

このブログを読んでいただいている方はピンとくるかもしれませんが、リードは別名【ケーン】とも呼ばれております。
素材は「葦(あし)」という「イネ科の植物」から出来ており、葦の種類だけでも【約4,500種類】も存在しているのです。
しかし!実際にリードとして使用できる葦の素材は「わずか1種類のみ」となっているのですね、、。
収穫されたリードは、選別が行われて、最終的に残るのが「約1割程度」とも言われているのです。まさに【自然の産物】といっても過言ではございません。

<リードの役割>
人間の身体で例えてみましょう!
まずは、、、声を出す時の「喉の状態」をイメージしてみてください。
息を吸い、吐くのと同時に口角が開き、喉の状態も変化します。声帯が振動し、初めて「声」となって発音することができるかと思います。
リードの役割は、ある意味「声帯のような働きかけ」を行っていると言えるでしょう。奏者がマウスピースに息を吹き込んで、その圧力をアンブシュアが受け止め、口腔内でリードの先端が激しくも細かい振動を行い、管体内に共鳴をもたらして、音を鳴らすことが出来るのです。

つまり、リードなしで息を吹きかけてもホールに鳴り響くほどの充実した響きを生み出すことは不可能なのです。

昨今では、樹脂製のリードも種類が充実してまいりました。私も長時間の合奏やレッスンなどで愛用しております。

乾燥やコンディションを気にせず、また衛生的に使えるので便利なのですが、音色や響きの充実さは、まだケーンのリードに及ばない段階かなというのが正直なところですね。(お手入れの手軽さと吹奏感は申し分ないのですが、、)

話が逸れましたが、このように、収穫・選別作業諸々の工程を経て、加工・感想も行われて、店頭へと渡っていくのです。
機械で量産製作されるメーカーや、人間の手である程度のところまで作業されるパターンなど、メーカーによっても過程が少々異なります。

<リードのコンディションは日々変化する!?>
先述でもお伝えしましたが、リードは【自然の産物】!これだけでも覚えておいてちょうだいな!
つまりは〜!「毎日同じコンディション(吹き心地)とは限らないので、日々のお手入れなどが必要」となるのです!!
1本を長ーく愛用したければ、何本かストックしてローテーションしながら均等に使って、劣化を遅めたりする「使用頻度の調整」も奏者に求められるでしょう。
最近は、【ドリームリード 】と呼ばれているリードもよくお見かけするようになりました。(※試した方、感想聞かせてくださいー!)
こちらのドリームリード は、リードの変化を最小限に抑えてなるべく良いコンディションを維持できるように改良されているとも言われております。
お値段は、、、、正直お手頃価格ではございませんが、試してみる価値はありだと思います。
このように、昨今では奏者がリードの調整に要する時間を少なくして演奏に移行しやすくなるよう、様々な種類のリードが世に誕生しているのですね。
(※とはいえ、リードにかける時間も木管楽器の醍醐味で楽しい時間でもありますが( ̄▽ ̄;))

<リードの厚みと硬いリード、柔らかいリードについて>

リードには「番号」が記載されていますね。
簡単にお伝えすると、番号が大きくなるほどリードに厚みがまして、吹き心地の抵抗感が増していきます
番号によって、同じメーカーのリードでも吹奏感がかなり変化するとも言えるでしょう。
また別のお話で深く掘り下げていきますが、リードには「柔らかめのもの」と「硬めのもの」も存在します。
そのタイプによって、奏法や音色感も変化していくのです。

よく勘違いされるのが【上級者=番号が大きいリードを使っている】という認識です。
最近特に感じているのですが、あれは一体いつからそんな認識が広まっているのでしょうか?(怒)
硬めのリードがあっている人、柔らかめがあっている人は、正直「向き不向き」もあります。
初心者で楽器を初めて浅い方は、息のコントロールやアンブシュアなどしっかり身につけた後に、『どれが自分に合っているかな?』と
そこで始めて考えていくのでも遅くはないかと思います、、、、、、、、が!!!!!

何年経っても番号に左右されすぎて、向いていないタイプのリードを使い続けることは、大きな機会損失を生み出してしまうでしょう。
何年経っても奏法が身につかない、苦しさは変わらない、、、
そう感じているのであれば、その仕掛け自体を疑うことも、上達への方法なのではないでしょうか?

そして!!!どんなマウスピース を使っているかによって、選ぶリードの番号やメーカーも異なってきます

単に番号で選ぶのではなく、マウスピース のモデルを考慮して、リードもセッティングしてみてくださいね。

<ダブルリードって??

リード楽器も種類がございます。
クラリネットとサクソフォンはいわゆる【シングルリード】と呼ばれている楽器です。
「シングル」という名の通り、一枚の葦のリードが振動し、マウスピース がそれを受け止めて発音する仕組みとなっています。
それとは別に、オーボエやファゴットは【ダブルリード】と呼ばれており、同じリード楽器ではありますが、物理的な構造が異なります。

ダブルリード楽器は、クラリネットのような「(エボナイト素材のような)マウスピース 」はございません
「ダブル」という名の通り、「2枚のリードが向かい合わせ」となっていて、2枚のリードを「金属管」で糸に巻き付けられたものが、ダブルリードでいう【マウスピース】になるのです。
ちなみに金属管には「コルク」があります。コルクに楽器の上部を差し込んで発音する仕組みとなっております。(※ダブルリードだけでも発音できます)
ただ、ダブルリード はセッティングとお手入れ・調整がより複雑とも言われております。
演奏する前に、人知れずリードのセッティングから調整まで、手間と時間を費やしているのですね。

<リードは消耗品!保存方法ってどうしてるの!?>
クラリネットのリードは、箱の中に10本入りで販売されております。(1本ずつのバラ売りもあるよ)
ただ、永久に使用できる事はなく、必ず劣化・消耗により【寿命】がきます。何度も言いますが、【自然の産物】ですので、、、。
たまにしか吹かない方でも、数ヶ月で交換するなど、やはり消耗は否めないでしょう。
リードをより長持ちさせる為に、せめて「複数をローテーションして使用する」方法と「リードケースに毎回保存して、変形を防ぐ」ことは必ず実行していきましょう♪

「気に入ったリードをついつい長時間吹き続けた」「同じリードを毎日吹いている、、、」なんていうケースだと、あっという間にへたってしまいます(´;Д;`)
10本入りのリードを購入したら、ケチケチ1本ずつ開封するのではなく、【10本全て開封して、一緒に調整】していきましょう。

また、リードの先端はとても薄くなっております。肉眼では見えにくいですが、水分を含んだり・乾燥を繰り返すことで、表面が凸凹になってしまいます、、。
表面が平らでなくなると、吹奏感も変化して、ノイズとして現れてくるでしょう。また、マウスピースにもフィットしにくくなるので、奏法に影響が出てきます。
吹き終わったら、必ず水滴を取ってからリードケースに保存していきましょう!

【ここでの注意ポイント!!!!!】
特にバンドレン リードを使用されている方!
よく、開封した時に入っている付属のプラスチックのケース(リードホルダー)に入れて保管している方をお見かけしますが、やはりリードケースを購入して保存いただくことをお勧めします。
ケースの中では、ある意味リードが浮いた状態での保存となる為、表面が凸凹しやく、「変形」を招いてしまいます
また、湿気がうまく吸収されない為、ずっと放置しているとカビの温床にもなりかねません。
今は予算に応じて5本入りのミニサイズのリードケースもございますので、最初に用意してみてください。
一度用意できたら、ずっと長く活用できますよ!(私も10年近くつかっているリードケースが1つあります笑)

今回は、リードの素材と役割・保存について一気にお話ししちゃいました!
では、具体的にどうやってリードを育てているんだい!?
というわけで、次回はリードの育て方を私以外のクラリネット奏者である友人に聞いてみましたので、次回合わせてお伝えしてまいります!!

ついでに、ビギナー向けにオススメのリードメーカーも合わせてご紹介してまいります!!!

ではでは、また次回もお楽しみに〜♪
ライブ配信も引き続き水・金・日曜のいずれやっているので、ぜひ聴きにきてね( ´∀`)



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