楽器練習は立奏と座奏どちらが良いの!?〜私なりの見解〜
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
相変わらずもくもくと在宅で作業しておりますが、ここでとうとうPCが破損してきてしまいました、、修理に出すと預けるのに結構な期間を要するため、中古でも良いので購入を検討しておりますが、、
予算を考えるとなかなかこれといった機種が見つからず、引き続き死にかけのPCで生き延びております、、。
iPadとタブレット用キーボードケースを所持しているので、最低限の作業はiPadでおこなっておりますが、意外とiPadでも支障がないのは感動しました、、(これはProではなく、Air2だったかな、、)
さて、レッスンでもご質問の多かった内容を本日はさくっと(?)私なりの意見でお伝えさせていただきます。
Q 楽器の練習は立って吹くのと座って吹く方、どちらをオススメされますか?合奏などではほとんど座って吹いているので意識した事はありませんでした。もしあれば教えてください。
ご質問された生徒さんは、一般の吹奏楽団に参加されているようです。今は自粛中なので、ご自宅で練習されているようですが、気になって今回ご質問されたとの事です。
確かに吹奏楽では基本的に座って吹く機会が多いかと思います。
これはクラリネットに限らず、管楽器に関しましては、練習時は『立って吹く(立奏)方をオススメ』しております。
これは一体なぜなのか?私なりの意見をお伝えします。
簡単に申し上げますと、『筋肉の使う箇所・状態』と『腹式呼吸』が大きく関係しております。
座って吹いている時の筋肉と、立って吹く時の筋肉は、負荷のかかる箇所と使われる筋肉が異なります。ちなみに座ってリラックスしている時も筋肉はしっかり働いております。
特に座奏の時は、腹式呼吸で使われている筋肉『横隔膜』は座っている状態の姿勢だと、腰回りの筋肉に引っ張られてしまい、固まりやすくなってしまう可能性があるのです。。
ですので、立奏と比べてしまいますと、座って吹く方が響きづらく、息の入りも異なってしまうのです。
ですので、合奏では立ってられませんからせめて練習する時(レッスン時も)は、立って吹く事をオススメしております。
『でもどうせ演奏では座るんだから意味なくね?』と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でもそれで完結してしまったら勿体無い!
練習で立って吹く事により、腹式呼吸で使われる横隔膜をしっかり下げる(活用する)と『たっぷり息が入るので、長いフレーズの響きを実感できる』『長いフレーズが吹けるようになるとフィンガリングをチェックしながら演奏する余裕が出てくる』、『横隔膜を知らずのうちに鍛える事ができる』『腹式呼吸のコツが掴みやすくなる』などの効果が期待出来るでしょう。
何事もチャレンジあるのみですね(´∀`*)
協奏曲などのソリストも立って演奏されますからね。
これは単にソリストを目立たせる目的以外にも、より響き、奏者のパフォーマンスを最大限に高める為の意味も必ず込められていると思うのです。
また、立って吹くほうが不思議と疲れにくいんですよね。楽器の支えも安定してきますし、ぜひともオススメですよ♪可動域も広がりますからね。
足腰の優れない方は無理しないでくださいね。
休憩をこまめに挟みながらチャレンジしてみていただければと思います。
今日はざっくりそんなところで以上とします。
本日のお遊び演奏♪下記URLからご試聴くださいませ( ´∀`)
引き続きこのブログでは、個人的な内容よりも、なるべく音楽・楽器に関するお役立ち情報や、チャレンジしたことを逐一お伝えしてまいりますので、よろしくお願いします(´∀`*)
引き続きお身体ご自愛くださいませ♪
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