見出し画像

楽器なしでも出来る簡単トレーニング

みなさんご機嫌よう!

コロナウィルスにより、4月のコンサート演奏も危うい中島でございますが、そんな状況下だからこそ、チャレンジできる事もきっとあります!

自粛中により、楽器の練習がしたいが、お家だと音出し出来ない、、、(;o;)

レッスンまでに十分に練習出来なくて感覚を忘れてしまいそう。。。

など、様々なお声をいただきました。

そこで!今回は、自粛中でも無理なくコンディションを整えるための「演奏のためのトレーニング方法〜楽器なしver〜」をお送りします♫

<楽器演奏は身体を使う!>

自分の声を使ったり、息を吹き込んで指を動かしたり、演奏には「運動神経」が求められます。

「表現の幅を広げたい!」「無理なく自然に演奏したい」方は手っ取り早く【身体に覚え込ませる動作】を日常的に行う事をオススメします。

これから紹介する数々のトレーニングは「楽器を触る時間が少ない方にも必見!」ですよ♪

①リズム間トレーニング(全パート共通)

ところでメトロノームは手元にございますか?振り子式、電子メトロなんでもOKです。ない場合は、現在スマホアプリで「メトロノーム」で検索するとすぐ見つかると思いますので、すぐ諦めないでくださいね笑(^◇^;)

要は、演奏中っていろいろアンテナを張っているので、拍子がおざなりになってしまったり、ビートが曖昧なまま、なんとなくの演奏でやり過ごしている方がとても多く見受けられます。

改めて、メトロノームを使って、4拍子とは?3拍子とは?裏拍とは?

など、いじりながら感覚を掴んでいきましょう!「表拍と裏拍の間隔」と自身の手応えの「感覚」を吸収出来る事でしょう。

②イメージトレーニング(全パート)

前回受講したレッスン内容を一部分でも良いので思い出すことは出来ますか?

場面的に思い出し、その中でどう演奏しようかな?次のレッスンではどう聞かせてみようかな?など、簡単で良いのでイメージしてみてください。理想でも良いです。

ここでのポイントは「うまくパフォーマンス出来ている自分をイメージ」するのです。ここでのイメージトレーニングは【思いっきりポジティブ】になりきりましょう!

次回レッスンが楽しくて仕方ないくらいイメージできれば無敵ですね♪

③指体操(弦・管楽器、鍵盤楽器)

「指と指の間を広げる動作」と「親指から小指まで1本ずつ動かせる動作」を取り入れてみてください。

小指は日常生活で使う頻度がとても少ない箇所であります。

テーブルなどで、指先を立てて、一本ずつ順番に浮かせてみてください。薬指、小指あたりが少々突っ張った感じになるかと思います。

慣れてきたら、リズムをつけて行うと、より効果が現れてくるでしょう。

④腹式呼吸(ボーカル、管楽器)

人間誰しも横になって寝ている時は腹式呼吸に変わっています。

ピンとこない方は、このトレーニングは横になって取り組んで見てください♪

演奏間のブレスだけでなく、腹式呼吸は「血流の改善」と「リラックス効果」も期待出来ます。

・吸う時は鼻または口どちらでもOK!

・吸う息よりも、吐く息の方を<長めに>意識してみましょう!

<やり方>

メトロノームテンポ60。吐く口はおちょぼ口で、「フゥーーーーーッ」とふかーーーく吐きます。

・8拍吸って8拍吐く

・6拍吸って8拍吐く

・4拍吸って8拍吐く

・2拍吸って8拍吐く

・1拍吸って8拍吐く

・半拍吸って8拍吐く

・・・おかわりいただけただろうか?

吸う拍がどんどん減っているのに吐く長さは変化なしという事に!!

実際演奏していて、ブレスを取る時間なんて限られています。

少ない拍の瞬間に、「どれだけ素早く息を取り込み、吸った後遅れずに次のフレーズに繋げることが出来るか」を、このトレーニングで洗いざらい確認する事が出来るのです!!

しかも、自分がどこまで息が使えているかも確認する事が出来ます。これは慣れてきたら、立ったままでも行えます。場所を選ばずどこでも取り組めますね!

⑤「耳トレーニング!」(全パート)

今取り組んでいる曲で音源があったらぜひ「聴く事」も積極的におこなってみましょう!

・メロディやソロを口で歌えるようになるまで聴く

・メロディに慣れてきたら、ベースや、リズム打ちのバックラインに耳を済ませてみる

現在取り組んでいる楽曲が定まっていない方は、「楽器の音」を積極的に聴いてみましょう!

直接コンサートで生の演奏を聴くのが良いのですが、この状況では難しいですが、このご時世、音楽配信サービスが溢れているので、どんどん活用するのも良し!

私は最近CDから離れ気味ですが、マイナーな楽器、マニアックな作曲家の曲まで、意外と見つかるんですよね∑(゚Д゚)

「こんな音域まで出るの?」「こんな音するんだ、、、」と自身が演奏している楽器の音と別の方の演奏の音とのギャップは、必ずあなたの引き出しとして活かされていく事でしょう。

⑥歌詞または音名の聞き取り(ボーカル、管弦楽器)

聞き取った歌詞が、実際の歌詞と合っているかヒアリングテストしてみましょう!

楽器奏者には少々難しいかもしれませんが、予想して、実際の楽譜と照らし合わせてみると面白いですよ♪

ボーカルの方は、慣れてきたら洋楽など英語の歌詞にチャレンジしてみてください。

発音、イントネーションが演奏材料に活かされてる事間違いなし!!

いかがでしたでしょうか?

上記あげた内容は、特段難しいことはなく、直ぐにでも始められるメニューを集めてみました。

レッスンになかなか来られない状況下でも、いくらでもチャレンジ出来るメニューはまだまだたくさんありますので、ぜひオリジナルの練習メニューとコンディションの整え方を発見していきましょう!!(´∀`*)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?