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メトロノームに依存することの落とし穴

どうも(´∀`*)

最近、楽器ケースを新調しました!!!!
山野楽器× Samantha Thavasaのコラボ!!

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どうしても人と被りたくない!という思いからカラーケースを選んでまう、、
でも商売道具は絶対にケチらない!と決めております。
私が『これがいい!』と必ず『トキメク物を選ぶ!』のがワタクシのルール!
『これでいっか』で選んでしまうと、なんとなく演奏も『これでいっか』になってしまいそうで、、、
音楽に関するアイテムは一つずつこだわって選んでいこう!そう決めております。
コンパクトに見えて、分厚い楽譜・小物類に、500ミリのペットボトルも入るんですよ♪
シーンによって使い分けていきます!

さて、本日は『メトローム』との付き合い方についてお話していこうと思います♪

特に日々の楽器練習でメトロノームを愛用している&楽器ケースと一緒にいつも持ち歩いているという方も多いのではないでしょうか?
特に、持ち運びが便利なコンパクトサイズのメトロノームは、チューナー機能もついているので、便利ですよね♬

ただ、メトロノームは活用方法によっては、自身の演奏の成長を妨げてしまうアイテムになりかねないのです。
今回は、包み隠さず、デメリットも含めてお伝えできたらと思いますので、『いいね!』お願いしますよ〜!?


<メトロノームの種類>
メトロームと言っても、デザインが数多く存在しております。
その中でもメジャーなものを2つご紹介します!

①ゼンマイ仕掛けの【振り子式メトロノーム】

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カチカチ、、、と存在感のある音に懐かしみを感じる方も多いのではないでしょうか。
メトロノームのイメージが、このタイプかと思います。
私は、学生時代にスケルトンタイプのものに憧れておりましたね。
振り子式のメトロノームも、持ち運び出来るサイズのコンパクトタイプもございます!
憧れておりましたな、、、
今、そんな需要がないのでしょうか、、どなたかサイトで見つけたら教えて欲しいです(>人<;)
こんなの↓

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https://www.amazon.co.jp/dp/B00VT5PSP2/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_OvMqFbZTE9GRX

②チューナー機能も搭載!『電子メトロノーム』!

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電子タイプのメトロノームは、現在多くの奏者に愛用されておりますね。
また、クリップ式のメトロノームだと、譜面台に挟んで使えますので、場所を取らずに活用できます。
チューナー機能も付いておりますので、私も長く愛用しております。
ただ、ディズニーデザインものだと、プラス3千円は値上がりしていたような、、、(笑)

<その他>スマホアプリでいつでもテンポチェック!?
最近は、メトロノームを購入せずとも、スマホなどの端末からアプリとしてインストールできる時代になりました。
こまかくビート設定ができる機能もあるようです。

メトロノームだけでも、いろんなデザインがありますが、どれを選ぶかは、利便性の他に【楽器によっても異なる】でしょう。
楽器の音量バランスによって、メトロノームの音がかき消されてしまう可能性があります。音量調節ができるものか、または拍音がしっかり存在感のある音を放っているか、試してから選んでみると良いでしょう♬

<メトロノームって、必ず必要なの?>

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そもそもメトロノームって練習に必ず必要なのでしょうか?
あなたはどう思いますか?
私は、結論から申し上げますと【必ずしも必要というわけではない】と思っております。(※白黒付けられる事ではないと言ったところです)

メトロノームを活用する!という事は、そこに【目的】があるから用いるのでしょう。
もし、何も考えずにとりあえずお守りのようにメトロノームをつけている方が位アタとしたら、厳しい事を申し上げますと『いつになってもテンポ感は培われない』でしょう。

<使用するなら、メトロノームの役割や用いる目的を考えてみよう!>
先述でもお伝えしておりますが、私の考えとしては
『メトロノームは持っておいた方が良い!けど、使用目的も曖昧なまま依存してはダメ』という事です。
メトロノームの役割は主に『テンポの確認、拍の確認』これが大半ではないでしょうか。
しかし、メトロノームに依存するあまり、自分自身をまるで『人間メトロノーム』のように依存することは避けていただきたいのです。

<そもそもなぜメトロノームは世に誕生したのでしょうか?>

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メトロノームは、1816年にウィーン在住の『ヨハン・ネポムクメルツェル』が特許を取得したと言われています。
メトロノームの誕生によって、曖昧な表記から、厳密な数値を表せるようになったのでした。
音楽家として最初にメトロノームを用いたのが、みなさんご存知【ベートーヴェン】です。
自身の作品が、演奏者によっていい加減なテンポで演奏されることを酷く嫌がっていたとされ、メトロノーム発明後は、交響曲全てのテンポをメトロノーム表記に修正したそうです。
メトロノームは、作曲者の意図を、より具体的に伝えることが出来たのですね!

<メトロノームを用いる事のメリット&デメリット>

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まず、メリットですが、これはやはり【正確なテンポで練習ができる事】でしょうね。
ただ、ここではあえてデメリットを隠さず挙げていくとしましょう。

まず、メトロノームに合わせることによって懸念されるのが、【平坦で、堅苦しい演奏になってしまう】可能性も含んでいるという事です。
楽語によってappassionatoやcantabileなど、表現に大切な指示が表記されております。それらをメトロノームを意識しながら演奏するのって、意外と(いや、かなり?)相反する行動を同時に行っているので、とっても難しいんですよね。
しかも、真面目にずっとメトロノームを手放せないでいると、いつまで経っても表現まで掘り下げる事が出来ないまま、気が付かずに次の曲に移ってしまったり、、。
結果として【自主的なテンポキープをする習慣が失われがち】にもなってしまうことにも繋がりかねません。

じゃあどうするのさ!?

<やはり目的に応じて活用&使い分けしてみよう!>

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先述でもお伝えしておりますが、用途によって用いる場面とメトロノームを止めて演奏するシーンを分けてみて下さい。
計画性なしに【練習だから】という漠然とした理由でずっとメトロノームを鳴らしっ放しにはしないでね?(←誰?)

どの場面で使えば良いの?
→ごめんなさい。個々によって練習内容や経験は千差万別なので、ここでは『あなたの練習方法くらい、あなたで考えなさい!』と毒を吐かせていただきます。(考えることをやめてはダメよ!)

特別に例題だけでも、、、
メトロノーム登場シーンは主に
・音符の長さを正確にする練習
・リズム感をレベルアップするため
・アンサンブル時に、曲の速さを他の人と共有するため
なども使えますね。

<意外な活用方法その①>
演奏以外に面白い使い方をしている友人がいたので合わせて共有しておきます(笑)
・スクワット&踏み台昇降運動に!
・テンポアップして、ウォーキングに!
→電子メトロや、スマホアプリなら、イヤホンで聴くことが出来るので、周囲にバレずにリズムキープできる!との事で、良いペースアイテムとして活用しているんだとか!
私も今度ジムで使ってみようかな。

メトロノームも活用方法によっては、効率的な練習方法として大活躍するアイテムでございます!
何事も『しっかり自分で考えて行動して振り返ってみる』ことが、上達に共通して言えているのかもしれませんね。

今回は、メトロノームに絞ってお話して参りましたが、普段行っている練習方法やルーティンは『ただ言われてやっているのか』『自分で考えた結果、理由が伴っている上で実践しているのか』明確にしていただきたいと思いまして、メトロノームを口実にお伝えしました。

時にズバッと言いながらも、いろんな切り口で音楽や楽器に関するネタをお伝えして参ります♪

最近は、オススメのビジネス書を知人に教えてもらい、読むのが遅い方なのですが、最近はこの本を読んでおります。
『7つの習慣』!!

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結構知っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この本、以前にマンガ版(バーテンダーのやつ)で読んでいたのですが、現版も知っておきたい!と思い、分厚い本ではありますが、地道に吸収していこうと思います。


では、また次のお話で( ´ ▽ ` )

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